見た!聴いた!

凝りもせず今年も映画、コンサート、展覧会などなど
見たもの聞いたものの個人的な感想をごちゃごちゃ書いていこうかな…(;^ω^)

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    映画「ビートルジュース ビートルジュース」   2024年 アメリカ  105分

ティムバートン監督が、自身の出世作となった1988年の映画「ビートルジュース」の35年後を描いたホラーコメディーです。
 死後の世界で「人間怖がらせ屋」を営む推定年齢600歳のビートルジュースは、かつて結婚を迫ったもののかなわなかったリディアのことをいまだに忘れられないでいる。リディア自身は霊能力を持っていてそれを生かしてテレビ番組の司会者として活躍しているが、私生活では一人娘のアストリッドとの関係に頭を悩ませている。アストリッドは幽霊の存在を信じておらず、母の霊能力もインチキだと思っている。でもある日、数世紀前から死後の世界の倉庫に封じられていたビートルジュースの元妻ドロレスが復活し、ビートルジュースに対して復讐を企てる。一方アストリッドが死後の世界にとらわれてしまい、リディアは最終手段としてビートルジュースに助けを求めることになるのだが・・・・
とにかく奇想天外で面白い、現代社会への皮肉めいたことも面白おかしく入っていて、クスッと笑える。ただ、時々かなりグロいシーンが出てくるのでそこのところは私は目を閉じておく(;^ω^) 
ティムバートンの世界炸裂のホラーコメディー(^・^)
35年前はかっこよかったマイケルキートン、この映画の後バットマンに抜擢されている。35年たってもビートルジュースはやっぱりマイケルキートンでないとダメですねぇ、すごく良かった。リディアのお母さん役は前作も同じでホームアローンのあのお母さん役の女優さん、がらりと変わった役どころです。ウィノナ・ライダーは今も可愛いです。とにかく我が家は大好きなこの映画、今回は字幕で見たので次は葺き替えを見てみようと思う(´∀`*)ウフフ

2024年10月4日(金)   大阪ステーションシティシネマ
    おまけでこの映画の公開を記念して発売されたファンタと
パンフレット、右側の表紙がかっこよすぎ(^^ゞ 何十年ぶりでパンフレットを買ったわ(^^ゞ
  



    映画「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」   2024年 アメリカ  132分

1969年、アメリカケネディ大統領の下、ソビエトを追い越すにはこれしかないと国家を挙げてのプロジェクト「アポロ計画」が開始されます。人類初の月面着陸を目指すとてつもない計画。その開始から8年が過ぎ失敗続きのNASAに対して国民の関心は薄れつつあった。当時のニクソン大統領の側近モーは、この悲惨な状況を打開するべくPRマーケティングのプロであるケリーをNASAに雇用させる。彼女は開発のための資金を集めるための工作を始めるが、そのやり方がとんでもないが、資金がなくてはプロフェクト自体続けられない状況なので、プロフェクトのスタッフの責任者コールも、彼女のやり方に反発しつつもしぶしぶ承諾する。強引なやり方ではあるが、議会議員や業界を次々と味方につけていくケリー、しかしこのやり方が功を奏して全世界から注目を集めていくことになる。そんな中ここまで世界に注目されたからには何が何でも成功しなくてはいけないと思い、ケリーはモーと組んで失敗した時のために「月面着陸のフェイク映像を撮影する」と言い出す。極秘でこのミッションは進んでいくが、コールの情熱に少し惹かれているケリーは彼に本当のことを話してしまうが当然ながら大反対される。しかし失敗は許されない状況、フェイク映像の準備は着々と進む。そんな時ケリーとコールの仲間からモーには内緒で実際の月面画像が写るように細工しようという案が出てくる。秘密のさらに秘密のミッションが始まる。そしていよいよ月面着陸の瞬間、写っている画像は本物かフェイクなのか、配線が間違ってなければ実際のものだけど、確認できない・・・。さてどうなるのか。この映画を見終わっても結局あの映像は本物だったのかフェイクだったのかをはっきりと決められるものではなくて、やっぱり噂の真相は分からず。でも夢のためには本物だと思っておいた方が良いのかも?(´∀`*)ウフフ 

2024年7月21日(日) 大阪ステーションシティシネマ



    映画「オペラ座の怪人」 4Kデジタルリマスター  2004年 アメリカ 141分

2004年6月に初公開されて今年で20年を迎えて、4Kデジタルで再公開されています。日本での初公開は2005年1月、あれからもう20年。何度見ても切なすぎるラスト、そして壮大でドラマティックな音楽が印象的な映画です。改めて見てみると、やっぱりこの映画にあの音楽が無かったらここまで人気も出なかったかもしれないと思うほど、音楽が素晴らしい(^・^) アンドリューロイド・ウェバーって本当にすごい作曲家って改めて思う。
劇場もアーチ型になった大スクリーンと会場中に配置されたスピーカーからの大迫力の音楽、これが一層ドラマティックな物語を盛り上げる。4Kの映像すごくきれいでした。
舞台のミュージカルもそれはそれで良いけど、舞台では描き切れない細かいところも映画では描けるのでそれはそれで分かりやすい。ただ、歌はあとから入れているので幾分口の動きとずれているところもあって少々気にはなる。同じミュージカルの映画化された「レミゼラブル」は同時録音が話題になっていた。やっぱり同時の方が迫力があったと思う。演技しながら歌うのは難しいとは思うけど、感情移入がスムーズにできるのでは?と素人ながら思う。怪人とクリスティーンの幼馴染ラウルとの争いになるわけだけど、2人の演技と歌の違い、怪人役のジェラルドバトラーは俳優さん、ラウル役のパトリックウイルソンさんはミュージカルの俳優さん、歌にもその違いがすごく出ているけど、私はジェラルトバトラーの方にひかれるなぁ(^・^) 毎回思うのはラストシーンの赤いバラの謎、あれはまだ怪人が生きてる?年から考えてもおかしいんじゃないの?って思うけど・・・・。そのなぞは謎で置いとくのが良いのかもね(^・^)

2024年6月15日(土) TOHOシネマズ梅田



    映画「FLY!」     2023年 アメリカ制作    83分

ミニオンでおなじみのイルミネーションの最新作。
日本語吹き替えでは主人公のカモのお父さんマックを堺雅人さんが演じているので、う~ん、葺き替えも見てみたいしなぁ・・・と悩みつつやっぱり字幕で見た。しかも字幕はいつも行くステーションシティシネマではやってなくてTOHOシネマズへ。しかもそこでも1日1回夕方からしかやってない(+_+) でも空いてて見やすかった(*^^)v

ニューイングランドの小さな池で暮らすかもの一家の父マックは、渡りで悲惨な運命をたどった子供たちの話を自分の子供たちに聞かせるのが日課になり、渡りをせずずっとこの小さな池で暮らしている事が何より安全だと言い聞かせている。所があるとき渡りの途中でこの池に立ち寄った渡り鳥の話を聞きその自由で楽しそうな話に夢中になってしまった子供たちと妻、そして自分たちも外の世界を見てみたいと言い出す。臆病者と言われたマックは一大決心、この池を飛び立ちジャマイカまで3000キロの旅に出ることにする。
ここからマックファミリー、ダンおじさんも一緒の大冒険の旅が始まる。途中ニューヨークのセントラルパークに立ち寄り、地元のハト集団に出会ったり、水鳥たちの大救出劇があったり、そこで知り合ったジャマイカ出身のインコデルロイ、そして最後は全員無事にジャマイカに行けるのか(^・^)
いや~これぞアメリカ映画って感じの楽しい映画でした。デルロイと言う真っ赤で大きなインコがもううるさいのなんのって、これって動物園とか花鳥園に行くとめちゃくちゃ大きな声で鳴くあの中南米のインコ、もうあのうるささの通りで笑ってしまった。この鳥が結構なインパクトで芸達者な俳優さんが声をやってて楽しさ倍増です。そしてお約束通り超悪い奴もしっかり登場、これぞアメリカ映画!!映画はこうでなくっちゃ、映画館で深く考えたりするのは好きじゃない。痛快でスカっとするのが一番。めちゃくちゃ笑わせてもらったし超楽しかった。で、堺雅人さんのマックも見てみたいなって思ってるところ(´∀`*)ウフフ

2024年3月16日(土)   TOHOシネマズ梅田アネックス


    映画「アバウト・ライフ 幸せの選択肢」   2023年 アメリカ   95分

ニューヨークを舞台に不器用な大人たちの幸せ探しの行方を綴ったラブコメディーだそう。
ミシェルは恋人のアレンと結婚したいと思っているけど、アレンはいまいち煮え切らない。そこで2人はお互いの両親と会って、話をすれば態度を決めるかと思い両家族が合うことになる。
そこで大変なことになる。ミシェルの父ハワード(リチャードギア)とアレンの母モニカは4か月前から不倫関係、更にミシェルの母グレーストアレンの父サムも不倫関係にある。お互いの子供はは会ったことがあるけれど、その両親同士は会ったことがない。初めて会った時のそれぞれの対応が面白い。
結局はすべてがばれてしまって修羅場となるが・・・。
まあ結果はアメリカ映画なので大団円かな?
でもこの映画から二組の熟年夫婦がなぜ不倫に走ったのか、そこのところがいまいちわからん。夫婦関係が破綻してるわけでもなさそうだし、不倫相手と話が意気投合して分かれて結婚したいとまで思うような雰囲気でもなかったし、イマイチ描き方が中途半端。若い二人も結婚に踏み切れない理由がイマイチよう分からん。ベテラン俳優さんばかりを使ってるのに宝の持ち腐れ感(>_<) リチャードギアもそこまで使い切れてないし・・・ウ~ンな映画かな。原題は「Maybe I Do」全然違うやん、こっちの方が内容と合ってると思う。あと翻訳がかなりイマイチだったと思う。この翻訳された方英語はあまりしゃべれないと言ってる、そんな人使うってどういうこと?セリフがおかしいと思ったのは翻訳のせい?かと言って英語を聞いても分からんし。娘は字幕読むのが大変で英語あまり聞かんかったけど、英語で見ればよかったと嘆いてた。とりあえずイマイチな映画だったな(>_<)

2024年3月9日(土)   シネリーブル梅田


能と狂言
 
2024年2月18日(日)
大槻能楽堂
  伝統芸能鑑賞会 能狂言

初心者のための能狂言の鑑賞会です。最初に装束の話、おもて(能面)のこと、お囃子のことなど詳しい説明があって良く分かった。これらは結構若手の方がやっておられる。お囃子に女性がいてビックリ、今は女性も良いんやね(^・^) 
その後は今日のメインのお能「天鼓」と言う演目の詳しい説明。なかなかよく分かった。こういうのを聞いてから見ると良く分かると思う。
狂言は比較的わかりやすい言葉なのでちゃんとストーリーも人物も分かって面白かった。たくさん笑いが起きていたので皆さん良く分かったんだな・・・と。
途中休憩をはさんでメインのお能「天鼓」 これは確かに説明がないと分からんと思う。私は一番後ろの席だったので前の方を見ているとさすがにお能の特に踊りが多い場面になると皆さんこっくりこっくり、良く分かる(;^ω^) 説明が無かったらなかなかわかりにくいなぁ。その後皆さんからの質疑応答コーナー。今日は子供もOKだったのでびっくりするくらい多くの小さな子供たちがいて、この質問コーナーも子供の質問ばかり。でもまあ、確かにそれは疑問だなぁと思う事も聞いていてなかなか勉強になった。子供が多い割にみんな静かに見ていたと思う。でもこの伝統芸能を守るのは大変なんだなぁっといろんな説明を聞いて分かった。若い人たちはやっぱり二代目三代目の人が多いようだけど、口伝えで伝えてることが多いとのこと、それならやっぱり世襲になるはなぁ・・・とは思う。でも本当に若い人も多くてこの先も続いていきそうで良かったと思う。ちなみに隣に座ったおじさま、袴の関係者さんとお友達の様子で1年に130回も見に来ているとか、何やらものすごい資料を出してそれを見ながらご覧になっていたので大学の先生か、伝統芸能の研究者か・・・と想像。また機会があれば見に行きたいなって思った。
今日の演目   狂言   昆布売り      お能   天鼓(てんこ)


タンゴのコンサート 

2024年2月15日(木)
フェスティバルホール
  民音タンゴシリー〈53〉 キンテート・デル・アンヘル

毎年恒例の民音主催のタンゴコンサートです。去年初めて行って知ったことだけど民音は長きにわたってタンゴを応援しているそうで、毎年ブエノスアイレスで開かれるタンゴ世界大会では優勝者に民音賞のカップを贈呈しているそうです。今年の日本公演は1月28日から全国22会場で公演されます。毎年違う楽団が来られているのか、去年とは違う楽団の方だったけど、ダンスは去年と同じチャンピオンになった事がある3組の方でした。歌も去年は男性、今年は女性。私は男性の歌の方が良かったと思います。ただ歌の内容は女性の方が情景を歌ったものが多く、男性のはほとんどが分かれた女性への未練たっぷりな事ばかりを歌っていてそれが結構面白い(;^ω^)
バンドは去年の方が人数が多かったし、何よりバンドネオンの数も多くて迫力があった気がする。今年はバイオリン、ビオラ、バンドネオン、コントラバス、ピアノぞれぞれ一人ずつでしかも去年よりかなり年齢層が高そうだった。日本人が知っている一般的なタンゴの曲は1曲「ジェラシー」があっただけであとは全部知らない曲ばかりで、どの曲を聞いても何が違うかよくわからんくらい似たような曲ばかりで、頭に残るメロディーはない。でもタンゴって言うのははっきりわかるけど(;^ω^) でも前で踊られるだんすが素晴らしすぎて見とれるばかり。タンゴのダンスがこんなのだとは去年見てビックリした。社交ダンスのタンゴのようなものと思ったら大間違い、半分アクロバットのようでキレッキレのダンスでもう素晴らしすぎる。これはどれだけ見ていても飽きないと思うくらい素晴らしかったし、特に女性のスタイルの良さがまたびっくりする。足は長いしまっすぐだし、細いしね、半端なくスタイルが良いし背も高い。見惚れてしまう。今年の歌も知らない曲ばかりだったけど本当に最後まで見入ってしまった。
来年も又行こうと思う(´∀`*)ウフフ


パイプオルガンコンサート

 
2024年1月27日(土)
ザ・シンフォニーホール
  オルガンコンサート×プロジェクションマッピング「超絶BEST」

去年も見入ったりシーズの完結版で、今までのコンサートの中でも人気の曲を集めた集大成のコンサートという事です。前回はちょっと空席ありだったけど、今日は補助席まで出て超満員。
オルガンのあるところとその両側全面にプロジェクションマッピングが映し出される。
今回は打楽器がたくさんあって面白い編曲になってた。ドラム、グロッケン、ドラ、マリンバ、シロフォン、ティンパニー他にも細かい打楽器がいっぱいあり、良いところでその音がアクセントになっていて面白かった。ティンパニーは4つもあってやっぱりすごい迫力。
アンコールを入れても1時間15分くらいの短いコンサートだけど、これで3000円は超お得と思います。
演奏の大木真理さんはとてもチャーミングで素敵な方で男性ファンも多い感じ、掛け声がかかっていました(;^ω^) 本当はこれが集大成で終わりのはずだけど、大好評につきまた次が7月にあるそうで、その先行販売をしますと宣伝しはったら帰りのチケットカウンターには長蛇の列、ますます好評のようです(^・^)

1.オペラ座の怪人。   6.バック・トゥ・ザ・フューチャー
2.美女と野獣   7.インディージョーンズより
3.サウンド・オブ・ミュージック        「レイダース・マーチ」
4.ボヘミアン・ラプソディ   8.スターウォーズ
5.ダンシング・クィーン    
    アンコール  レ・ミゼラブルより
   I Dreamed a Dream
   民衆の歌