見た!聴いた!

凝りもせず今年も映画、コンサート、展覧会などなど
見たもの聞いたものの個人的な感想をごちゃごちゃ書いていこうかな…(;^ω^)

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  映画「ジェイ・ケリー」   2025年 アメリカ  131分

すごく久しぶりにジョージクルーニーの映画を見ました。すっかり年取ったけどやっぱりダンディですねぇ~(;^ω^)
アメリカで有名な俳優ジェイ・ケリーと彼の献身的なマネージャーロンの人生模様?
2人はあわただしくヨーロッパを巡る旅に出るけれど、その中でお互いが自分の今までの人生を振り返り、その時その時に下してきた決断は正しかったのか・・・・家族との関係はどうだったのか・・・色々な人々とふれあいの中で、そんなことを考えていく。俳優としては大成功したケリー、そのケリーを支えてきたロン、2人ともふと立ち止まり今までのこと、これからのことを真剣に考え始める。イタリアでの映画祭で功労賞を授与されるにあたり、2人は今後の自分たちの生きる道を真剣に考える、そして二人の出した結論は・・・・。見ている人たちにもそれぞれの人生でたくさんの決断をして生きてきたことなど、それぞれに自分と重ねて考えてしまうこともあると思う。映画を見ながらそんなことをボヤ~っと考えてしまった。山もなく谷もなく淡々とした映画だったけど、CGがないのがホッとします。
それにしてもジョージクルーニーすっかり老けちゃったなぁって感じ。共演のロン役のアダム・サンドラーさんの演技が光っています。

2025年12月3日(水)  テアトル梅田


   
映画「阪神タイガース THE OFFICIAL MOVIE 2025 ―栄光の虎道―
   2025年 日本  120分

もちろん阪神タイガースが日本最速優勝を決めたのを記念しての映画?
でもまあ2023年にもあったので優勝記念のドキュメンタリーかな。
藤川監督のインタビューを中心に今年の春のキャンプから優勝を決めるまでのドキュメンタリーです。
私たちの知らない内側のコーチの人たちや、選手同士がどのように一致団結して戦ってきたのかが良く分かったかな。
同じ日にタイガースがらみの映画2本立て続けに見たけど、こちらを後から見て良かったなって思った。やっぱり明るいし、希望があって良かったと思う。
劇場に入るときに選手のカードが1枚ずつもらえる。誰のカードかは中が見えないのでわからないけど毎日日替わりでいろんな選手のカードがあるらしい。今日は才木選手、石井選手、中野選手、佐藤輝選手の4人。娘は才木投手で私はテル選手。たまたま隣にいたご夫婦が袋を開けるところだったので誰が当たりました?と聞いたら中野選手と石井選手だって。で私のテル選手のが良いなって、ご主人がテルのファンらしいのです。そしたら交換しましょうか?ってことで中野選手のと交換した。私は特に誰でも良かったんだけど、ご主人は超お喜びの様子、良かった。そこからついさっき阪神と巨人のOBによるトークショーに行ってきた話とか、この前のパレードも朝暗いうちから行って1列目を取ってみてきた話とか、阪神話で大盛り上がりしてしまった(⌒▽⌒)アハハ! 会場はもちろん全席いっぱい、もうちょっと大きなところでやれば良いのに、ちょっと小さすぎたんじゃないの?って感じ。私たちもぎりぎり前から2列目しかなくて大きなスクリーンだから見るのが大変だった。
良いシーンばっかり集めてあるので超楽しいかった。 来年もまた同じように映画ができる結果になればいいなって思う。 それにしても藤川監督の考え方見方が素晴らしい。


2025年11月30日(日)   TOHOシネマズ梅田


   
映画「栄光のバックホーム」   2025年 日本 135分

阪神ファンなら誰でも知ってる背番号24番の横田慎太郎選手の物語です。
一昨年阪神タイガースが優勝を争っている真っただ中の7月18日に脳腫瘍で亡くなりました。
28歳という若さで亡くなった彼の野球と共に歩んだ人生の物語です。
阪神タイガースのお馴染みの選手、OBの方たちがいっぱい出てきます。ご本人と俳優さんとのギャップがあってちょっと戸惑っちゃう部分はあるけど、川藤さん役の江本明さんの演技がすごい。
幻冬舎から本も出ていて、その幻冬舎が映画製作を始めて第一作目となります。
脇を固める俳優さんがなかなかすごいメンバーで、ほんのちょっとしか出ないのに、佐藤浩市さん田中健さんも贅沢なキャスティングです。
横田さんの小さいときから鹿児島実業で甲子園を目指していた頃、阪神タイガースにドラフト2位で入り、将来を注目されていたこと、脳腫瘍になってから彼を支えた人たちとの交流、何より最後まで支え続けたご家族特にお母さんの気持ちが身につまされます。
大きな会場での上映で周りの人たちもみんなグスグス泣いている様子、私などしょっぱなの亡くなった後川藤さんがやってきて「これから甲子園に行くぞ」といって車を用意し、ご家族と一緒に棺に入る横田君を乗せて甲子園球場に行くシーンでもう私はウルウルです。川藤さん良い人過ぎる(´;ω;`)ウゥゥ
結論は分かっているけれど、何とかならないかと思ってしまう映画かな。
引退試合での奇跡のバックホームは本当に素晴らしかった、みんなが野球の神様っているんだなって言うのがまた泣けるね・・・涙  何より横田君役の松谷鷹也くんとお母さん役の鈴木京香さんの熱演が光ります。エンドロールが終わる間みて欲しいです。

2025年11月20日 大阪ステーションシティシネマ


 
ミュージカル「レ・ミゼラブル」ワールドツアースペクタキュラー

ロンドン初演40周年の2025年、オリジナル・プロダクション制作のサー・キャメロン・マッキントッシュはブーブリルとシェーンベルクによる本作を『レ・ミゼラブル ワールドワイドスペキュタキュラー』として生まれ変わらせました。本公演は、ウエストエンドで200回を超える上演回数を記録して大成功を収め『レ・ミゼラブル ステージコンサート』の演出とスケールを更にグレードアップさせ、特別なセットデザインを新たに採用し、総勢65人以上のキャストとオーケストラ、そしてスタッフによる特別バージョンとなります。
2024年9月のイギリス・ベルファスト公演を皮切りに、スウェーデン、オランダ、アブダビ、オーストラリア、台湾、日本、中国などをめぐる壮大なワールドツアーの一環として、インターナショナルなカンパニーがついに日本上陸を果たします。
と言うコンサートです。舞台セットも面白く照明や音響が大迫力です。衣装はミュージカルと同じような衣装だけど、セットはずっと同じで変換なし、歌だけを歌っていくコンサートです。皆さんの歌がまた素晴らしい、迫力ある声、とんでもない声量にびっくりです。アメリカのミュージカルとはちょっと違う所がイギリスらしい感じかな。オーケストラは首席奏者の方以外は日本人かなと思う。コゼットの小さい頃も日本人の女の子。それ以外は全員イギリスのカンパニー。本当にド迫力の演奏、音響そして歌、感動して鳥肌が立った。超素晴らしかったけど、2回見るにはこのお話は救いがないし暗いので止めた。まだオペラ座の怪人の方が切ないけどもうちょっと救いはあるかな。1度は見てみると良いと思う。
5時開演7時45分終演、途中20分の休憩

2025年9月7日(日)  フェスティバルホール



   
映画「スーパーマン」   2025年  アメリカ  129分

人々を守るヒーロースーパーマンは、普段はデイリープラネット社の新聞記者クラークケントとして働き正体を隠している。人々がピンチになると颯爽と現れて超人的な力で人々を救う、誰もが憧れる存在。
しかし、時に国境を超えて行われるヒーロー活動は、次第に問題視されるようになる。恋人でありスーパーマンの正体を知っているロイスからも、その活動の是非を問われたスーパーマンは「人々を救う」と言う使命に対して心が揺らぎ始める。一方、スーパーマンを世界の脅威とみなす天才科学者で大富豪のレックス・ルーサーは、世界を巻き込む巨大な計画をひそかに進行する。やがて、ルーサーと彼の手下である超巨大生物KAIJUがスーパーマンの前に立ちはだかる。世界中から非難され、戦いの中で傷つきながらもスーパーマンは再び立ち上がって人々を救えるのか・・・・・。
とまあ絵に描いたような安心して見られるヒーローもの、ただ、科学者が企てる展開がかなり科学的で難しかった。悪い奴は超悪く、ヒーローはあくまでも頑張る、アメリカン勧善懲悪がスーッとする映画。
長いけど飽きずに見れて超面白かった、すっきりした(^・^)

2025年7月19日(土)  大阪ステーションシティシネマ


   
映画「Love Letter」   1995年  日本   113分

急逝した中山美穂さんの30年前の映画を4Kリマスターしたものです。
岩井俊二監督のならではのストーリー展開と素晴らしい映像の映画です。
内容はご存じの方も多いと思いますが、中山美穂さんが二役をしています。豊川悦司さんが大阪弁で登場、自然な大阪弁が素敵です。
山で亡くなった恋人を忘れられない主人公の樹、それを支える恋人の友人秋葉、豊川さんのこんなに明るいあっけらかんとしたキャラを見るのは珍しいかも。多分素はこんな方なのかも?
物語の展開が面白いのと、ラストがなんとも切ないというか、良かったというか・・・
私は大好きな豊川さんの映画です。 樹が未来に向かって踏み出すだろうと思わせるラストも良い。
北海道の厳しい冬と、多分長野だと思う冬山の厳しさ、とってもきれいな映像でした。
もう1回見れてよかった(^・^)

2025年4月15日(火)   TOHOシネマズ梅田



布施明 60th ANNIVERSARY LIVE TOUR 2024-2025 Voyage<旅路>

布施明さんの60周年のコンサートです。
今年77歳喜寿になったとおっしゃっていました。でもお声はそのまま迫力満点で、例年よりご自分の持ち歌が多かった気がします。お客さんにことのほか評判が悪いという小芝居ももちろんありました。
今回はご自分の歌手になるまでのいきさつのようなものを小芝居にしてあったような気がしますが、
私はジャズとか海外の曲を歌いつつ、布施さんの無国籍風な小芝居が好きなので今回は(;^ω^)
ほぼ1時間45分、素晴らしい歌声に酔いしれました。そして最後に60周年のメッセージで
これからも大海原を行く船のようにのんびりと歌の旅を続けていきたい、どこまで行けるか分からないけど頑張って旅を続けたいと・・・何てことでしょう、舟木さんと全く同じことを言われたので本当にびっくりしました。舟木さんはお名前とひっかけて舟旅と言っていますが、布施さんまで歌を続けていくことを大海原を行く船の旅を言われたのです。本当にびっくり、最後まで一緒に旅を続けようと思った次第。ただ、布施さんのこの60周年の締めはなんと日本武道館、すごいなぁって思いました。

2025年3月19日(水)  フェスティバルホール


 
映画 「アノーラ」
    2024年 アメリカ   139分

2025年アカデミー賞の作品賞、監督賞、主演女優賞、脚本賞、編集賞の5部門を受賞した映画です。
内容は映画comからお借りしてきました。
ニューヨークでストリップダンサーをしながら暮らすロシア系アメリカ人のアニーことアノーラは、職場のクラブでロシア人の御曹司イヴァンと出会い、彼がロシアに帰るまでの7日間、1万5000ドルの報酬で「契約彼女」になる。パーティにショッピングにと贅沢三昧の日々を過ごした2人は、休暇の締めくくりにラスベガスの教会で衝動的に結婚する。幸せ絶頂の2人だったが、ロシアにいるイヴァンの両親は、息子が娼婦と結婚したとの噂を聞いて猛反発し、結婚を阻止すべく、屈強な男たちを2人のもとへ送り込んでくる。ほどなくして、イヴァンの両親もロシアから到着するが……。
とまあこういう内容ですが、R18+の指定されているだけのことはあって、とんでもなくエロい映画でした。
女優さんの主演女優賞は体当たり演技が光ったのか?内容はまあよくある話と言うか特に感動するでもなく、ビックリするでもなくまあそうでしょうよ・・・って感じの映画です。お金を返せとまではいわないけど長時間の疲れを何とかしてと言いたいかも?これがアカデミー賞?う~~ん(>_<)

2025年3月15日(土)   大阪ステーションシティシネマ