AKIRA FUSE CONCERT TOUR
2021-2022

2022年3月29日(火)
フェスティバルホール |
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AKIRA FUSE CONCERT TOUR2021-2022 ~祭りのあとの歌ものがたり~
毎年1回行くのを楽しみにしている布施明さんのコンサートです。広いフェスティバルホールの広い舞台を少し両サイドに幕を下ろして狭く使っていましたねぇ。バンドメンバーは6人、キーボードとパーカッションが女性でコーラスも兼ねてました。去年と同じく始まりは♪君はバラより美しい、今年は通常バージョンでフルコーラス。知っている曲もあれば全く知らない曲もありの1時間50分のステージでした。
布施さんはいつも最初は黒のスーツに白いシャツで黒のネクタイなのに、今年は襟元がカラフル・・・と思ったら3色くらいのストライプのシルクっぽいスカーフ?マフラー?をされていて、わぁ~舟木さんの60周年記念コンサートのオープニングと同じだと思ってしまった(´∀`*)ウフフ 2~3曲歌ってさりげなく外されました。途中でバンドだけの演奏がありその間にワインレッドのジャケットにお召し替えラストまでそのままでした。
例年お客さんの評判がとても悪いと言いながら始まる「独白」と呼ばれるコーナー、歌で綴る短い物語ですが、今年は全曲日本語の歌でご自分の歌も入っている超ショートバージョンでした。評判が悪いと言われるけど、私はこのコーナーがとても好きです。特に軽いジャズっぽい曲で英語の歌詞で綴る小芝居的なのが布施さんにしかできないと思っているので大好きなのに、今年はちょっと物足りない感じでした。
その代わりと言ってはちょっと違うかもしれないけど、全編声を思いっきり出すタイプの歌ばかりで、聞いているのがちょっと疲れるな・・・と思った。でも途中のおしゃべりが去年に比べるとすごく多かった気がします。ただ、残念なのはコロナやウクライナのことは言ってほしくなかったかな・・・(;^ω^) だって時間とお金を使って非日常の空間に行くんだもの。その辺舟木さんは絶対にそういうことを言わないのが安心でますね(^・^)
ただ、お話は小難しい話から面白いお話まで幅が広くて楽しいです。そして千昌夫さんとデビューからずっと仲が良いというのをお話されてちょっとびっくりでした。だってジャンルが違いすぎるもの(;'∀')その千昌夫さんの超面白いお話を少し…千さんがコロナで家にこもり気味で気分がふさいでいたので奥さんに勧められてメンタルクリニックを受診したときのお話。先生はとても若い男性で素敵な先生だったそうです。
先生:お名前は?
千さん:阿部健太郎です(千さんのご本名です。)
先生:お年はおいくつですか?
千さん:74歳です
先生:お仕事は何をされていますか?
千さん:歌手をやっております
先生:いつからそんな風に思うようになったのですか?
このくだりを布施さんが物まねっぽくお話されて会場大爆笑でした。本日一番の盛り上がり?(*^▽^*)
今年はご自分のヒット曲も例年より多かった気がします。そして新曲というのか布施さんから日本中の人への応援歌という事でご自分で作詞された「まほろばの国」という歌を歌われました。ラストは例年のごとく♪マイウェイと♪time
to say good-bye 圧倒的な歌唱力に圧倒されているうちにおしまい。特にアンコールという雰囲気じゃなく終わってしまいました。布施さんのステージも超シンプルで何も置いていません、同じシンプルなステージでも舟木さんのド派手な照明に慣れているせいかとても暗い印象でした。もうちょっと明るくしてほしいかな・・・それと少し軽めの曲も欲しかったかな…。 |