見た!聴いた!

お芝居、コンサート、映画などなど見たり聴いたりしたものの
私の勝手な感想を書いていこうと思います(^^ゞ


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  映画『家へ帰ろう』   2017年  スペイン・アルゼンチン合作    93分

現在はアルゼンチンで暮らしている主人公のアブラハムが、生まれ故郷のポーランドの古い親友との約束を果たすために旅に出るお話ですが、そこにはホロコーストの悲しいお話が絡んでいます。アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで仕立て屋をしていたアブラハムは、歳をとり娘達に老人施設に入れられようとします。そんな時彼はある人に会いに行こうと決意をするのです。ポーランドに生まれたユダヤ人のブラハムはホロコーストで両親、妹を殺されます。自分も囚われますが、死の行列から命をかけて逃げ出すことができたのです。命絶え絶えで逃げた時、彼を助けてくれたのが今回どうしても会いたかった親友です。ポーランドで両親が仕立て屋をしていた時、そこで働いていた職人の息子で幼い時からの親友です。アブラハムは自分が最後に仕立てたスーツを届けたかったのです。戦争で痛めた片足を引きずりながらブエノスアイレスからパリ、パリから鉄道でドイツ、ポーランドワルシャワへと旅をするのですが、彼はパリの駅で「ドイツを一歩たりとも通らずにポーランドに行きたい」と言うのです。言葉が通じずなかなか思いが伝わらないところにスペイン語ができる人が助けます。各所で彼を助ける人が現れ、それに助けられながらワルシャワにつきますが、果たして70年以上前に分かれたその親友はまだいるのでしょうか。どこの国も年取った親をどうするのかという問題があるんですねぇ。更にはユダヤ人の彼がドイツという言葉すら言うのを嫌がり紙に書いて人に見せるというところがなんとも・・・。まあ、特に難しいストーリーがあるわけではないけれど、戦争で辛い人生を歩くことになってしまった彼が、その中でも唯一の温かい思い出を取り戻しに旅をするって感じかなぁ。原題はラストスーツ、こっちのほうがしっくり来る内容です。果たして探す親友はいたのか、会えたのか・・・・(*´∀`*)
2018年12月23日(日)   シネ・リーブル梅田
 
    映画『アリー スター誕生』   2018年  アメリカ   136分

テレビでCMをよく流していたのでとっても楽しみにしていた映画です。ブラッドリークーパーが監督主演、レディー・ガガとの共演です。1937年から何度も映画化されているそうですが、私は初めて見ました。
歌手になることを夢見ながらも自分に自信がなく、周囲からも容姿を否定され、細々と小さなバーで働きながら歌っているアリー。そんな時、世界的なロックスタージャクソンとたまたまめぐり合い、そこから彼女はトントン拍子にスターに駆け上っていきます。反対にジャクソンは人気に陰りが出始め、酒と薬に溺れる毎日ですが、2人は愛し合うようになり結婚します。最初はジャクソンの舞台でいっしょに歌っていたアリーに独立しないかと声がかかるようになり、ついにはCDデビューも果たし、更にはグラミー賞の新人賞にノミネートされることになります。一方ジャクソンの人気は下がり始めますますお酒に頼ってしまい、ついにはアリーのグラミー賞新人賞受賞式でとんでもない前代未聞の不祥事を起こしてしまうのです。でもアリーは彼のことをかばい続けます。アリーのマネージャーから厳しい条件を突きつけられたジャクソンのとった最後の行動は・・・・・(>_<) 最後までジャクソンを愛し続けたアリーをレディー・ガガが好演しています。ブラッドリー・クーパーも歌が上手いですが、やっぱり圧倒的な歌唱力のレディー・ガガはすごい。本当はアリーなんだけど、一部レディー・ガガそのものが出ているところもあるけれど、それはそれで良いかも?ストーリーはまあベタなシンデレラストーリーだけど、2人の歌がすごいからそれだけで見応え充分でした〜ヽ(*´∀`)ノ
レディー・ガガほとんど素顔で迫真の演技でした。ブラッドリー・クーパーかっこ良いです(^^ゞ
2018年12月23日(日)   大阪ステーションシティシネマ
 
  映画『グリンチ』   2018年  アメリカ    86分

ミニオンの映画を制作しているイルミネーション・エンターテインメントが作った映画です。
ドクター・スースの名作絵本に登場するアメリカの国民的キャラクター「グリンチ」をアニメ映画化したものです。幼い時はとっても可愛かったグリンチですが、すっかり年を取ってひねくれものになってしまっていました。50年生きてきたと言うセリフがあったので50歳?びっくり、おっさんやん(T_T) 確かにこの前パークにこのキャラクターがいたときおっさんっぽかった(´▽`)
山の洞窟で一人暮らしているグリンチは愛犬マックスだけが友達。なんでもグリンチの言う事を聞くこのマックスが超可愛いです。そしてマックスとの洞窟での暮らしが超機械化されていて面白い。そしてグリンチは人々が幸せにしているのが大嫌い、特にクリスマスが大嫌いなのです。今年もやってきたクリスマス、グリンチは街中の人からクリスマスを奪ってしまおうと計画します。街中のクリスマスツリーやプレゼントを根こそぎ荷台に積んで持ち去るグリンチ、そしてとうとう最後に家に来た時、ちょっと気が緩んでお皿に置いてあるクッキーを食べようとします。すると仕掛けがしてあって女の子が起き出してきます。女の子はサンタさんにあってお願いがしたかったと話すのです。グリンチはプレゼントはいらないのかと聞くのですが、女の子はプレゼントよりしてほしいことがあるといいます。その話に意地悪なグリンチも心を開き始めるのです・・・・そしてそのあとはまあお約束のようなハッピーエンドとなります。この映画ははじめの10分ほどと最後の10分ほどを見ればいいかな・・・って感じの映画かなぁ。ストーリーの展開もなければ盛り上がりもない。まあ、子供向けってことかな。私はペットの犬のマックスが超可愛かったです。まあまあ・・・・うーんイマイチかな。
2018年12月16日(日)   TOHOシネマズ梅田
 
    映画『メアリーの総て』   2017年  イギリス、スクセンブルク、アメリカ合作   121分

今では有名なフランケンシュタインを生み出した女性作家、メアリーシェリーの波乱の半生を描いた実話の映画です。
時は19世紀イギリス、本屋を営む父と、継母と妹と4人で暮らしている作家志望のメアリー。継母とはあまりうまくいっていなくて家では居心地の悪いメアリー。事あるごとに自分を生んで亡くなった実母のお墓に行っては物思いにふける毎日。そんなある夜、あるお屋敷で読書会が開かれそれに参加したメアリーは、天才詩人と評されるパーシー・シェリーと知り合う。お互いの才能に惹かれあいたちまち恋に落ちてしまうがパーシーには妻子がいた。それでも二人は駆け落ちしてしまう。慎ましい生活を送る中二人に女の子が誕生するが、生活は苦しく借金取りから逃れる途中でその女の子を亡くしてしまう。失意のメアリーはあるとき悪名高い詩人のパイロン卿の邸宅にしばらく二人で身を寄せることになるが、そこでパイロン卿はみんなで一遍ずつ怪綺談を考えて披露し合おうと提案します。その時一緒にいた医師はドラキュラを創造し、メアリーは深い失意の中からフランケンシュタインを生み出すのですが、それを出版しようとしても名もない若い女性では誰も買わないということで作者名は隠されてしまいますが、謎の作家が書いたこの奇妙なフランケンシュタインは瞬く間に話題となります。この時既に有名であった夫のパーシーが彼女が書いたのだと言ってくれることで、再版された時には彼女の名前が入ることになります。ドラキュラを書いた医師は評価されることなく若くして借金苦の末亡くなってしまいます。パーシーは妻と子供がなくなったこともあり、メアリーと結婚します。フランケンシュタイン誕生には彼女の苦悩と奥深い思いが詰まっているのですねぇ、そしてその時の年齢18歳、びっくり。面白かったです。継母役の女優さん、ダウントンアビーの侍女アンナを演じている方でした。
2018年12月16日(日)   シネ・リーブル梅田
 
  映画『スリー・ビルボード』   2017年 イギリス    116分

去年見たかったのに見そびれたけど、WOWOWでやっていたので録画してじっくり見ました。去年アメリカアカデミー賞の有力候補で、主演女優賞、助演男優賞をとっている作品です。女優さんは全くノーメイクみたいだし、確かにうまかったと思う。衣装もずっと同じだったかも(´▽`) ストーリーは米ミズーリ州の片田舎の町で、何者かに娘をレイプされた挙句に焼き殺された母親のミルドレッドが、犯人を逮捕できない警察に業を煮やし、それに抗議するために町はずれの道路脇に建っている巨大な3枚の広告看板を借りて、警察に抗議する文章を掲げる。それを快く思わない警察や住民とミルドレッドの間には埋まらない溝が生まれ、いさかいが絶えなくなる。名指しされた警察署長の思わぬ行動、何が起きようとも一切妥協しないエルドレッドの行動はどんどんエスカレートしていきとんでもない事態に発展する。さらに事態は思わぬ方向へと転がっていく。この映画を解説していた人の感想が、「この映画は一体どういう着地点を目指しているのかがわからん」と言っていたけど、確かに・・・。なんともものすごい終わり方。でも結論はなし?自分で考えて?こういう映画大嫌い(>_<) 内容がしんどいのに結論だけでもはっきりしてって感じかなぁ。アカデミー賞作品賞を取れなかった理由がなんとなくわかる。でも面白かったかな。

2018年12月3日(月)
 
  映画『くるみ割り人形 秘密の王国』   2018年 アメリカ   100分

誰でも知ってるチャイコフスキーのバレエ組曲くるみ割り人形を映画にしたものです。バレエのくるみ割り人形を見たことがないし、曲も全曲を聞いたことがないのでどんなストーリーなのかその辺を楽しみに行きました。このストーリーをセリフのないバレエだけで見ている人たちは理解しているのか?と私にはびっくりでした。結構深いと思える部分もあるし、難解かも。ただ、私には超退屈でつまらん物語でした。それならいっそバレエの方が踊りを見るだけでも美しいかも?と思ったり。
有名なバレエダンサーの方が出ていたようだけど、よくわからん。ヘレンミレンが出てたのにエンドロールを見るまで気づかんかった(>_<)モーガンフリーマンも重要な登場人物ではあるけど、出ている時間短っ(つд⊂) 音楽はくるみ割り人形の曲だけでなくチャイコフスキーの有名な曲をいろいろ使っていたらしい。やっぱり音楽はよかったですが、映画そのものは途中で帰ろうかと思った(T_T)
映画の日で1000円だったのでまあいいか(^^ゞ


2018年12月1日(土)   大阪ステーションシティシネマ
 
  映画『マダムのおかしな晩餐会』   2016年 フランス   91分

パリに越してきた裕福なアメリカ人夫婦のアンとボブ。アンはセレブな友人を豪華ディナーに招待しようとするが、手違いで出席者が不吉な数字である13人となってしまって、急きょスペイン人メイドのマリアを14人目の出席者としてディナーに参加させることにする。とにかく数合わせなので座っていれば良い、しゃべるななどと注意をして「ミステリアスなレディ」に仕立て上げる。パーティーが始まりマリアは緊張のあまりワインを飲みすぎて下品なジョークを連発する。しかし、場違いなはずのジョークが逆にウケてしまい、マリアは隣に座っている英国紳士から執拗に話しかけられ、なおのこと調子に乗ってしまう。主催したマダムアンは怒り心頭。ところがパーティが終わっても紳士はマリアをデートに誘うが、マリアはその正体を言えずにいる。ところがその紳士は君の秘密は知っていると話したことから話がおかしな方向に向かう。その後紳士はマリアにプロポーズしたことを知ったをマダムアンは、紳士がマリアの素性を知らないと思い本当のことを話してしまう。果たして紳士は本当のことを知っていたのか・・・・。ラストはえ〜〜〜??そういう終わり方する?と少々消化不良になります。結末はみなさんお好きに解釈してって感じかなぁ・・・・。
上流社会への皮肉めいたものもあったり、アメリカとフランスの価値観の違いなんかもちょっと皮肉っていたりとかそういう見方も面白いかも。1000円だからまあまあでも良いかな(´;ω;`) 

2018年12月1日(土)   大阪ステーションシティシネマ
 
  映画『ボヘミアン・ラプソディ』   2018年 アメリカ   135分

ビートルズの後に現れた伝説のバンド「クイーン」のボーカリスト フレディー・マーキュリーを描いた伝記です。
1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディーの激動の人生を描いてあります。
フレディーは本当の名前はファルーク・バルサラ 西アフリカの当時イギリス領だったザンジバルという島で生まれます。8歳から父の母国インドの全寮制の男子校に通い、17歳でザンジバル革命が起こり両親、妹とともにイギリスに移住します。そののちロンドンで芸術の学校に行きグラフィック・デザインの修了証書を貰うが、幼い頃から好きだった音楽の道に進むことに決める。あるときライブハウスで演奏していたバンドのボーカルがやめてしまい困っているところに、彼は自分から売り込みに行くが、断られてしまう。でも諦めず、いきなり歌い始める。それを聞いたバンドは彼をボーカルとして迎える・・・そこから彼の快進撃が始まる。彼の奇抜なパフォーマンスがレコード会社の目にとまりレコーディングが決まるが、そこでも彼は自分の信念を貫き見事に大ヒットとなる。でも当時のイギリスでは彼のゲイはまだまだ受け入れられず、様々な誹謗中傷にもめげず曲を作り続けついには世界でも認められるようになる。波乱万丈の彼の人生を歌とともに描いてあります。映画の中には彼の生声もいっぱい入っていたようだけど、どれが本物でどれが俳優さんの声かわからなかった。迫力あるライブの映像もいっぱいあったけど、あの何万人もの観客は多分CGなのでしょうねぇ。ボヘミアン・ラプソディができるまでも丹念に描いてあった。彼の事実上最後の舞台となったアフリカへのチャリティーコンサート「ライブエイド」のコンサート風景は圧巻でした。彼は猫好きでたくさんある家全てに猫が何匹もいたし、日本好きでロンドンケンジントンの自宅には日本庭園を作ってあったそうです。彼はエイズによる肺炎でなくなりますが、彼の死後ボヘミアンラプソディの印税はエイズ基金に寄付された。またフレディ・マーキュリー追悼コンサートの収益を元に立ち上げられた財団、マーキュリー・フェニックス・トラスト(The Mercury Phoenix Trust)は、現在でも活動しているそうです。全部の曲を知っていたわけではないけど知っている曲もいっぱいあったし、ラストコンサートの様子には感動してウルウルしてしまった。今ならエイズで亡くなる事はないのにね(´;ω;`) 伝説のバンドと言われるのも頷けます。特にクイーンのファンでもないけどスゴ〜く良かったです(*^^)v 一見の価値有り!!です。 いつものことながらとってもよく似た人ばかりを使っていました〜ヽ(*´∀`)ノ もう一回見てもいいかなって思います(^^ゞ

2018年11月10日(土)   大阪ステーションシティシネマ
 
  映画『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』   2018年 アメリカ   108分

1980年代にロサンゼルスを舞台にわずか1年足らずで2億5000万ドルもの取引をするまでに成長した詐欺グループの実話をもとに作られたサスペンスでもあります。
1983年、ロサンゼルス。上流階級が集う商談の場で、高校の同級生だった金融専門家のジョーとプロテニス選手のディーンが偶然再会したことをきっかけに「金(ゴールド)」を投資する儲け話を企てる。2人は、ビバリーヒルズでも屈指の富裕層である友人たちを口説き、「ビリオネア・ボーイズ・クラブ(BBC)」を結成する。強い野心とカリスマ性を持ったジョーは成り上がるために詐欺を重ね、上流階級への仲間入りを果たす。敏腕トレーダーのロンからも融資金を騙し取ることに成功したジョーの勢いはさらに増していくが、ある人物の裏切りによってBBCは窮地に追い込まれてしまい、ついには殺人事件にまで発展してしまう。ところがこの主人公ジョーを上回る悪巧みをしたやつ、ディーンが最後の最後にはジョーを裏切ってしまうところが憎たらしい。全ての罪をなすりつけられて終身刑になり今も服役中のジョーだけど、無罪を主張し続けているらしい。見る限りディーンの方が悪い奴だったのになぁ・・・。とどのつまりは悪くなりきれなかったジョーの負けなのかも?
ちょっと前のイケメンという感じの人ばかりを集めてありましたが(´ε`;)ウーン…どうでしょう。
面白い話だったけど、投資のところが結構難しかったかなぁ(´;ω;`) まあまあかな(^^ゞ

2018年11月10日(土)   大阪ステーションシティシネマ
 
    映画『スマホを落としただけなのに』   2018年 東宝配給   116分

予告編を見て面白そうだなぁ・・・と思って見てきました。大きな劇場なのになぜかお客さんは少ない。人気の人が出てないから?特に男優さん?ジャニーズ系が出ているときっともっといっぱいになるんでしょうね、始まったばかりなのに意外と人が少なくてびっくりしました(T_T)
同名の小説をリングを作った監督さんがメガホンをとったという作品のようです、なるほど・・・。
若い男性がスマホをタクシーの中に置き忘れたところから始まります。北川景子さん演じる麻美が彼氏に電話をすると聞き覚えのない声が電話から聞こえてきます。タクシーで拾ったというその男性、彼女はそれを受け取りに行き彼氏のもとに無事スマホは返ってきます。が!!そこから彼女に不思議なことが起こりはじめます。彼は麻美にプロポーズするのですが、なぜか答えを出さない彼女。電話を落としただけのはずが次々と起こる不思議な出来事はどんどんエスカレートして殺人事件にまで発展していきます。更には麻美のとんでもない過去の話まで出てきてしまいます。
果たしてスマホを拾った男は誰なのか、捕まるのか・・・・結構面白かったです。誰にでも起こりうる身近な題材だけど、こんなことになるとは誰も予想していないことでしょう。今やスマホの中には個人情報どころか他人の情報も詰まっていてとんでもないことになっています。特に若い人たちはスマホの中にどれだけの情報を詰め込んでいるのでしょう。みなさんどうぞスマホを落とさないようにご注意あそばせ〜〜〜怖〜〜〜((((;゚Д゚))))

2018年11月5日(月)   大阪ステーションシティシネマ
 
  映画『近松物語』   1954年  大映   102分

「午前10時の映画祭」でいま上映している映画です。古い古い映画だけどリマスター版なので映像はとっても綺麗。音楽は歌舞伎と同じような太棹の三味線、太鼓、拍子木などなので音の劣化はあまり気になりませんでした。
主演の茂兵衛には勿論天下の二枚目長谷川一夫さん、相手役おさんには香川京子さん、あともう亡くなった俳優さんがいっぱいご出演で懐かしいこと。長谷川さんやっぱり綺麗です。今は良いお婆ちゃん役をされている香川京子さんがとっても意外な役どころ。この時代にしては画期的な不倫のおはなし(´∀`*)ウフフ 今の時代にも十分通用するお話、近松門左衛門さんの原作が素晴らしいってことかしら。と〜っても良かったです(*^^)v

2018年10月31日(水)   大阪ステーションシティシネマ
 
    映画『嘘はフィクサーのはじまり』   2016年 アメリカ・イスラエル合作   118分

原題は「Norman」と言って、主人公の名前がとタイトルになっているくらい、ほとんど一人芝居みたいにずっと画面にはリチャード・ギアが写っているって感じの映画でした。
映画comのサイトには「リチャード・ギア扮する自称フィクサーの男が、国際的な大騒動を巻き起こす姿を描いたブラックコメディ。自身をフィクサーと称するノーマンは、小さな嘘の数々を積み重ね、人脈を広げてきた。ある日、ノーマンが偶然を装い高価な革靴をプレゼントすることに成功したイスラエルのカリスマ政治家エシェルが、3年後に首相に就任した。首相となったエシェルとの再会にこぎつけたノーマンは、「首相のお墨付き」という武器を利用して暗躍を始めるが……。」と書いてありました。これを見てブラックユーモアでクスッと笑える映画なのかと見に行ったのです。しかもあのリチャード・ギアが主演なんだからってね(T_T) でももう始まってすぐからめちゃつまらん、私はウトウトしたりしなかったりでスッキリ目が覚めたっていうか頑張って見るようになった時にはもうすっかりストーリーが進んでいて全くついていけず。でもいつ目を開けて画面を見てもリチャード・ギアが街を歩きながら携帯にヘッドセットをつないで誰かと電話している映像です。この映画の80%はその映像ではないかと思うくらいです。しかもこのチラシの服装で最初から最後まで全く変化なし(T_T) いや〜、何がどうなって誰を騙して誰が騙されたのか、さっぱりですが、映画って最初の10分くらいで見ている人の心をつかむか掴まないかが勝負だと私は勝手に思っています。その点で行けばこの映画は全くつかみも甘いし、山も、谷も川も全くなくだらだらとリチャード・ギアが電話で喋ってるだけの映画でした。久しぶりに時間とお金を返してーーと叫びたい映画でした。淡々とした映画でも↓の樹木希林さんの映画は眠くならなかったし面白かったからやっぱりこの映画作りが悪いんだわ゚(゚´Д`゚)゚ まあ、10人ほどのほかのお客さんもみんなそうだったようです。はぁ、眠たかったしよく寝たかも(´▽`*)アハハ

2018年10月28日(日)   シネ・リーブル梅田
 
  映画『日日是好日』    2018年 日本  配給 東京テアトル・ヨアケ   100分

エッセイスト森下典子さんが約25年にわたり通った茶道教室での日々をつづって人気を集めたエッセイ「日日是好日 『お茶』が教えてくれた15のしあわせ」を、黒木華主演、樹木希林、多部未華子で映画化してものです。
特にやりたいことも見つからずなんとなく大学に通っている典子は、近所で噂の茶道教室へ行ってみたら?と母に勧められて、いとこの美智子と一緒に通い始める。この茶道教室の竹田先生に樹木希林さん、最初は見たことも聞いたこともない茶道の世界のしきたり、決まりごとに戸惑うばかりの二人、そのうちだんだんその世界に取り込まれていく典子。やがて美智子は結婚し、子供もできるが、典子は同じ生活を繰り返し、どんどんお茶の世界に入っていく。教室で出会った雪野(鶴田真由)の佇まいにもまた惹かれていきさらにお茶の世界に魅力を感じている典子。長く付き合っていた彼と結婚を2ヶ月後に控えた頃、彼の裏切りを知り別れることになります。その後大好きだった父の突然の死、相次ぐ悲しい出来事をさりげなく癒してくれたのはお茶であり、武田先生の存在だったのです。そうして25年間欠かすことなくお茶に通い続けた典子。静かにお茶を点てることで普段感じられなかったいろいろなものを感じて成長していく姿を描いています。樹木希林さんの静かではあるけれど、半端ない存在感素晴らしいです。お茶の動きを本当に勉強されたのでしょうね、みなさんすごいですが、そのお茶の決まりごとをちょっと皮肉るように面白おかしく描いてあるところも笑えます。私も茶道にまつわるいろいろなこと、改めて勉強させていただきました(^^ゞ 樹木希林さんのお作法の指導の仕方もまた面白いし、こんな先生なら習ってみたいと思いようなそんな存在です。思った以上にすごく良い映画でした。
黒木華さんの演技もなかなか素晴らしいです。

2018年10月17日(水)   シネ・リーブル梅田
 
    映画『プーと大人になった僕』   2018年 アメリカ映画   104分

ユアン・マクレガーとくまのプーさんの心温まるディズニー映画です。
ちょっと古い時代のロンドンが舞台。
子供の頃のクリストファーロビンが田舎の町にいたとき森で出会った不思議な仲間たちと、大人になってふとしたことでまた出会うことになるのですが、ロビンは既に家族もいて、旅行かばんの会社で忙しく働いているのです。かつて森で楽しい日々を過ごした仲間と別れるときロビンは仲間に「100歳になっても君のことは絶対に忘れない」と約束を交わします。でも月日は流れそんなことはすっかり忘れて忙しい毎日、家族のことさえも忘れて働く日々です。そんな時プーが現れひょんな事からプーを森に連れて帰ることになります。かつて子供の頃遊んだ森についたロビンは、あの頃の仲間に会って、子供の頃を思い出します。一人娘のことも大人の都合で接していたことなど、改めて自分の生き方を考え直し始めていきますが、ロビンが働く旅行かばんの会社は経営のピンチにあります、そしてその将来を委ねられたロビンはどんな手を考えるのか・・・・。
結論はわかっているいつもながらのディズニーの物語です。森の動物たちの声が大人の男性の声ばかりでちょっと意外な感じ。もちろんプーさんの声も大人の男性。感動するほどのことでもないけど、まあ心温まるお話って感じかな(*´∀`*) ユアン・マクレガー老けましたね〜(^_^;)


2018年10月14日(日)   大阪ステイションシティシネマ
 
  映画『ブレイン・ゲーム』   2015年 アメリカ映画     101分

久しぶりにアンソニー・ホプキンス主役の映画です。連続殺人事件の捜査に行き詰っていたFBI捜査官のチャールズはかつての相棒で、今はもう引退している犯罪アナリストでもある医師のジョンを捜査に引き込みます。田舎に引っ込んで静かに暮らしているジョンもかつての相棒の要請に渋々応じるのですが、そのうち犯人に挑戦していきます。ジョンは特殊な才能を持っていて、その人に触れたり、間近によるとその人の過去や未来が見えてしまうというのです。そこから犯人を追い詰めていくのですが、今回の犯人にはジョンを上回る同じような特殊な能力が有ることに気づきます。
結構面白い映画でした。相棒のチャールズにコリン・ファレル、とてもかっこよいです。
私はこういう能力をなんとなく否定できないので、面白く拝見しました〜(*´∀`*)


2018年10月6日(土)   シネ・リーブル梅田
 
  映画『コーヒーが冷めないうちに』   2018年 日本映画   116分

予告編を見てちょっと見たいなぁ・・・と思っていた映画です。本屋大賞を取った原作の映画化だそうです。
ある不思議な事が起こると言われている席がある喫茶店「フニクリ・フニクラ」が舞台です。
そのお店ではその席に座ると自分が戻りたい時に戻れるというのです。ただ、それにはいくつかの条件があって、その条件の一つに主人公の時田数(有村架純さん)が入れるコーヒーが冷めないうちに戻ってこなければ永遠に戻ってこれないということです。コーヒーを入れられるのは数だけ。
過去に戻りたい人たちがやってくるのですが、その中から3人の人たちの過去に戻ってどういうことになったのか・・・というのをちょっと短編的に描いてあります。過去には戻れても現在ある結果を変えることはできないんだけど、過去に戻ってどうするのか・・・・。人はみんな一度や二度あの頃に戻ってこうしておけばよかった、ああしておけばよかったということがあるはず。結果は変わらないにしてもね・・・・。そこんところを上手く描いてあるのかなぁ・・・。
そしてその過去に行ける椅子にはいつも同じ女性が座っていて、その女性がトイレに行っている間だけ別の人が過去に戻ることができるのですが、その女性はずっとずっとそこに座っているのです。その女性はいったい誰なのか・・・。ラストに明かされる真実とは・・・。
とても面白いお話だったけど、ラストのとても重要なところの意味が私にはイマイチ理解できなくて、結局一番大事なところが!!本当に意味がわからない゚(゚´Д`゚)゚
せっかくそれまでとても面白かったのに一気にテンション下がってしまった(>_<)
でも、面白い作品だったかなぁ・・・・(*´∀`*)

2018年10月4日(木)   TOHOシネマズ梅田
 
    映画『輝ける人生』    2017年 イギリス映画   114分

これも↓と同じくイギリス映画です。
35年連れ添った夫が仕事の功績を讃えられてナイトの称号を授与されることになり、妻であるサンドラもレディとなったのです。そのパーティの席上、集まった人たちの前で夫が5年も前から不倫をしていたことがバレてしまいます。全く知らなかったサンドラは傷心のまま離れたところで一人暮らす姉ビフのもとを訪ねます。姉とは長く連絡もとっていなかったので、突然現れた妹にびっくりしています。特に妹に優しい言葉をかけるわけでもなく、ビフは自分の生活を崩しません。レディという称号はここでは通用しないのよと言われてショックを受けながらも、姉のバイタリティーある生き方に少しずつ変わり始めるサンドラ。ある日、姉が楽しんでいるというダンスクラブに連れて行かれますが、周りとしっくり馴染めないサンドラ。夜家に帰ると姉が古いビデオを見せました。子供のサンドラが颯爽とダンスを踊っているところでした。その映像を見ているうちにサンドラにもあの頃のダンスをする楽しさが戻ってきました。そしてビフとともにダンスクラブに通い始め、そこでチャーリーというアルツハイマーの妻を施設にあずけている男性と出会います。チャーリーもまた妻に自分が誰であるかも忘れてしまわれてさみしい日々を送っていて、ビフとともにダンスクラブでそのさみしさを紛らわせていました。そんな時、夫から家を出て彼女のところに行くとので離婚して欲しいと通知が来ます。サンドラは次第に新しい自分を見出し始め生き生きとし始めていきます。そんな時ダンスクラブのみんなで踊ったダンスが話題となり、大きな舞台に出ないかと誘われ、全員で舞台に出ます。そしてその反響を見たとき、サンドラは新しい自分を取り戻すのです、が・・・・そこからサンドラにも、ビフにもチャーリーにももう一山大きな出来事が起こり、人生っていつ何が起きるかわからないけど、自分に正直に生きていきましょうよ・・・というメッセージが私には伝わってきました(*´∀`*) そして楽しんで生きましょうってね。楽しい映画でした。
2018年9月8日(土)   シネ・リーブル梅田
 
  映画『ブレス・しあわせの呼吸』   2017年 イギリス映画   118分

「ブリジット・ジョーンズの日記」などを手がけた映画プロデューサーのジョナサン・カベンデュッシュが、自自分の両親の実話を自らの製作の下で映画化したものです。
パーティーで出会い運命の恋に落ち、祝福されて結婚したロビンとダイアナ。しかし1959年、出張先のナイロビで子供が出来幸せに暮らしていたのですが、ある日ポリオに感染したロビンは、あっという間に首から下が動かなくなり、人工呼吸器がなければ息もできない状態になってしまう。なんとかイギリスに戻り、息子が誕生するも絶望の日々を送るロビン。暗く沈んでいく一方のロビンを見て、妻のダイアナはロビンを病院から出してあげたいと考えるようになる。病院の反対を押し切りダイアナは自宅で看病する決意をする。そしてそのことがロビンの運命を大きく変えていく。家に帰ったロビンをベッドの上だけでなく、家の外に連れ出したいとダイアナは考える。そして友人でもある技術者のテディに頼んで車椅子に人工呼吸器のバッテリーを取り付けられないかと相談する。テディはあり合わせの椅子を見事に車椅子に作り上げてしまうのです(*´∀`*) そこからロビンとダイアナ、息子のジョナサン、友人たちも巻き込んでいろんなところに出かけていくことができるようになるのです。旅先で機械の調子が悪くなったらすぐにテディが駆けつける・・・というふうに多くの仲間に支えられた生活が続きます。やがて自分と同じ境遇の人たちにも同じように病院の外に出られるようにと寄付を募り、テディにたくさんの車椅子を作ってもらい、多くの仲間を病院の外に出られるようにします。この生活が長く続くが病状がだんだん悪化し始めた頃、ロビンはある決断をする。自分の最後は自分で決めるという決断。一緒に乗り越えてきてくれた人たち全員と別れをし、ダイアナやジョナサンにも理解を得て尊厳死を選びますが、みなさん苦しんだだろうと思うけれど、映画ではとても納得のできる彼らしい最後だったような気がします。なくなったのは1970年代、ついこの前のような気がします。この映画で彼をいろんなところに運んでくれた車は↑の映画でも重要な役割を果たした車と車種も色も同じ、イギリスってそんなに車種が少ないんでしょうか・・・・。
いつもどんなこともまず先陣を切って頑張る人たちがいて、後の人たちは助かり、幸せになれる。その先陣を切ることが本当に難しいことなのですよね。そして生きていくのに、信頼できる家族はもちろん、友達、仲間の存在は本当に大切なんだって改めて思える作品でした。

2018年9月8日(土)   シネ・リーブル梅田
 
    映画『オーケストラクラス』   2017年 フランス映画    102分

音楽に触れる機会の少ない子どもたちに無料で楽器を贈呈し、プロの演奏家たちが音楽を教えるフランスの実在の教育プログラムから着想を得た物語です。挫折したプロのバイオリニストと初めて音楽に触れる子どもたちの交流を通して、音楽や人生の喜び、素晴らしさを描いたヒューマンドラマということですが・・・。
バイオリニストとして行き詰まり、ひょんなことからパリ19区にある小学校に音楽教育プログラムの講師としてやってきたシモン。その子供たちの担任先生は子供たちと一緒に最後はオーケストラでバイオリンを弾いて大きな会場で演奏したいという夢を持っています。子供たちにもその夢に向かって、まとまりのないクラスをひとつにしようと思っています。でも気難しく子どもの扱いが苦手なシモンは、子どもたちを相手に四苦八苦します。あるときこのクラスには入っていなかったてアーノルドというひとりの少年がシモンの弾くバイオリンの音に引き寄せられこのクラスに入りたいと言ってきます。そしてそれから人一倍練習を重ねて行くアーノルドにバイオリンの才能を見いだしていくのです。全くヤル気のなかった子供たちも、アーノルドの影響もあって次第に音楽に夢中になり始めるのです。そんな時シモンはアーノルドにソロパートを任せるといいます。それに答えようと毎日アパートの屋上で一人練習をするアーノルド。自分の演奏に行き詰まり音楽を楽しいと感じなくなっていたシモンは、このアーノルドや子供たちの生き生きした表情を見ているうちに、一緒に音楽を作っていく楽しさを見出していきます。途中練習場が火災になり、そこから子供たちの両親も巻き込んで練習場を作ったりしながらシモンは次第に子供たちの指導に没頭していくのです。成長していく子どもたちと向き合うことで、シモンもまた音楽の喜びを取り戻していく。ラストオーケストラとの合同演奏会にはシモンも一員として加わり子供たちと一緒に演奏します。ソロパートのアーノルドは素晴らしい演奏を見せます。主役のシモンはバイオリンができる人を使ったのか練習したのか、子供たちは本当に練習して弾けるようになったのか、ラストのコンサートは吹き替え?ちょっと疑問が残るが・・・(´;ω;`) そこまで感動のストーリーというほどでもないかな。まあまあの作品でした。
2018年8月26日(日)   テアトル梅田
 
    『ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談』     2017年 イギリス制作    96分

アンディ・ナイマンとジェレミー・ダイソンが2010年に発表し、イギリスの舞台でロングラン上演され、その後世界各国でも上演され好評を博したお芝居を、ナイマン、ダイソン自身によるメガホで映画化されたものです。 
イギリス各地でニセ超能力者やニセ霊能者たちの数々のウソを暴いてきたオカルト否定派の心理学者フィリップ・グッドマン教授は、同じことを研究、実践している憧れのベテラン学者・キャメロン博士から3つの超常現象の調査依頼を受ける。キャメロン博士が「自分ではどうしても見破れない」というトリックを暴くためです。まず初老の警備員、次は家族関係に問題を抱える青年、最後は妻が出産を控えた地方の名士と、この3人の超常現象体験者に話を聞く旅に出たグッドマン教授。それをを待っていたのは、オカルト否定派でも受け入れざるを得ない怪奇現象と想像を絶する数々の恐怖だった。監督のナイマンがグッドマン教授役を演じている。最後がなんでそうなるの?とちょっとわかりにくいんだけど、この話の元はグッドマン教授の子供の頃のできごとに遡り、全てはそのできごとから始まり、その時の子供だった教授の責任感というか、後ろめたさというかそこにたんを発したものであり、全ては夢のできごとであったのかも・・・・という感じで答えがいまいちよくわかりませんでした。超常現象があるときは一瞬ものすごい音がジャン!!となるのでとりあえずびっくりする。そんなに怖いものではないけどとにかく音にびっくり(T_T) まあこの映画は実話ではないからそこそこそんなアホな〜〜と思いながら見ました。ただ、ナチスの頃の戦争遺跡が出てきたりしてちょっとそのへんが不気味かな・・・・まあまあだったかな。でも、我が家では超常現象や、霊の存在は信じておりますよ(^^ゞ

2018年8月4日(土)   シネ・リーブル梅田
 
     映画『最初で最後のキス』    2016年 イタリア制作   106分

「ミラノ、愛に生きる」の脚本家イバン・コトロネーオが、アメリカで実際に起きた殺人事件をもとに書いた小説を、自ら共同脚本を手がけメガホンをとった作品です。
映画では舞台はアメリカではなくてイタリアの田舎の町ということになっています。
イタリア北部ウーディネの高校を舞台に、かけがえのない絆や未来を無知ゆえに破壊してしまう若者の残酷さを描いた青春ドラマです。
愛情深い里親にトリノの養護施設から引き取られ、この町の学校に転校してきたロレンツォは、個性的な服装で周囲から浮いた存在になってしまう。やがてロレンツォは同じく同級生たちになじめないブルーやアントニオと親しくなる。いつも3人で学校が終わってからも遊びまわっている。自分たちを阻害する生徒たちに復讐を試みたことをきっかけに、運命の歯車が狂いはじめる。さらにロレンツォはゲイであることを同級生が知ることとなり、ますます学校での存在が浮いたものになってしまう。年上の彼と遊んでいたブルーもそのことでクラスの仲間から外されてしまう。兄の死をきっかけに家族と溝ができてしまい苦しんでいるアントニオ、それぞれ問題を抱えつつ3人はその隙間を埋めようと仲良くなっていく。そしてロレンツォは最初見た時からアントニオに特別な感情を持ち始める。でも、アントニオはブルーが好き、ブルーには年上の彼がいる。それぞれがその気持ちを抑えたまま付き合いは続いてくが、あることをきっかけに3人の関係がバタバタと崩れていく。最後は悲惨な終わり方をしてしまうので切ない映画です。実話では中学生だったということでますます思春期が始まったばかりで難しい年です。この子供たちの扱いに悩む親の姿に自分のその頃を考えると胸が痛くなります。映画って本当に見る人の年代、その立場で見方感じ方が随分変わるんでしょうね。ちょっと暗いけど良い映画でした。

2018年8月4日(土)   シネ・リーブル梅田
 
    関西フィル・ポップスオーケストラ 『サマーポップスコンサート』

18年続いている夏の恒例コンサートです。演奏は関西フィルオーケストラ、指揮は藤岡幸夫さん。
今年も立ち見が出ているほど人気のコンサートです(*´∀`*) 私は10年位続けて行っていると思います。藤岡さん曰く、曲目は半分位は同じ曲で残り半分を毎年あれこれ入れ替えているくらいなのに、こんなにたくさんの方に来ていただいて嬉しいですが、本当はこのコンサートを機にクラシックも是非聞いて欲しいと思います・・・と。毎年同じことを言われます。そして毎年必ず何人かの人がクラシックファンにもなっていただいています・・・と。来月初めにある関西フィル本来のクラシックコンサートの宣伝を何度も何度もされていました。これを言いたいからこのコンサートをやっている・・・というようなことも例年言われています。ドラムとエレキギターの助っ人が入っていました。例年司会をしているABC放送の女性アナウンサーも10年になるそうでどんどん上手になっているなぁ・・・と思います。初年度は藤岡さんと全く話がかみ合ってなくて、もうちょっと勉強してこいよ!と突っ込んだくらい。でも今では事前にしっかり映画も見ているし、話もバッチリあっていました。継続は力ですねぇ(*´∀`*)
PART1                 ♪ラ・クンパルシータ
 ♪太陽がいっぱい
 ♪ムーン・リバー
 ♪オリーブの首飾り
 ♪酒とバラの日々
 ♪明日に架ける橋
PART2
 ♪荒野の七人
 ♪ラコッツィ行進曲
 ♪めぐり逢い
 ♪見上げてごらん夜の星を
 ♪タルカス(大河ドラマ「平清盛」より
 ♪パイレーツ・オブ・カリビアン
 アンコール ♪ひき潮   ♪サンバ・キュリオカ
藤岡さんは映画が大好きで、映画の話をしたらキリがなくてその映画も見たいと思ってしまいます。どの曲もその映画なり、背景なりを熱く語られるのでついついお話にも聞き入ってしまいます。とても魅力的な方だなぁ・・・って思います。このコンサートは間違いなく藤岡さんで成り立っているなぁ・・・って。そしてアンコールのサンバキュリオカは18年間変わりなくラストの曲なんだそうですが、とっても楽しい曲で、毎年盛り上がって終わります。ここ数年ずっとあった「ひまわり」がなくて寂しかった(T_T)このひまわりも藤岡さんの大好きな曲で毎年入れたいけどメンバーに却下されるのだそうです(´∀`*)
また、来年も行きたいと思いま〜すヽ(*´∀`)ノ

2018年7月29日(日)   ザ・シンフォニーホール
 
    映画『フジコ・ヘミングの時間』   2018年 日本   115分

リストの「ラ・カンパネラ」を弾かせたらこの人を超える人はいないと言われるピアニストフジ子ヘミングさんに2年間密着して撮られたドキュメンタリー映画です。
現在はパリの家での生活が一番長いという彼女の普段の生活から、彼女が生まれたベルリンの家、その後母と暮らした東京の家、アメリカサンタモニカにある家、京都にある家など、彼女がこだわって作った家々、一緒に暮らす猫たちや犬、彼女の周りすべてのことを彼女自身の言葉で語っています。ナレーションはそんなに多くなくて文字で説明が出ます。60代でNHKのドキュメンタリーで初めて多くの人が彼女のことを知るところとなり、その後出したCDはクラシック界では異例中の異例となる大ヒットを記録し、一気にその名前が世界中に知れ渡ることとなります。それまでの波乱に満ちた生涯を彼女は夢を見つめながらひたすらピアノに向かい続けてきました。どん底の彼女を救ったのは猫の存在だったと言って、動物愛護のチャリテーコンサートも数多く開催しています。独特の喋り方、独特の衣装、80代になった今もなお世界中でコンサートを開き喝采を浴び続けている彼女も、この先どれくらい弾き続けられるか考えると寂しいといいます。そして一番評価の高い「ラ・カンパネラ」は自分の人生すべてを込めて弾いているから誰にも負けないと言います。私も初めて聞いたとき何とも言えない静かな感動を覚えました。今回の映画でも世界中のコンサート会場での彼女の演奏をふんだんに入れてありますが、それを聴くだけでも感動です。ラストの東京でのチャリティーコンサートではその「ラ・カンパネラ」をまるごと全部聞けたのは嬉しかったです。繊細でありつつもダイナミックで力強い演奏には引き込まれてしまいます。一度生で聴いてみたいと思いつつなかなかチケットが取れません。この先も長く世界中の人に感動の音を届けていただきたいと思います。良かった(*´∀`*)

2018年7月25日(水)   シネ・リーブル梅田
 
    映画『女と男の観覧車』   2017年 アメリカ   101分

かなり前になるけど「タイタニック」で一躍有名になった女優さんのケイト・ウィンスレットが主演の映画です。その恋人役を人気歌手のジャスティン・ティンバーレイクが演じています。
1950年代のニューヨーク、コニーアイランドにある遊園地。その観覧車が見える小さな部屋で暮す3人家族。夫は回転木馬の操縦係をしているハンプティ、ケイト演じる妻はレストランでウェイトレスをしているジニー。ふたりは再婚でジニーの連れ子リッチーがいる。ジニーは元女優で淡々とした日々に嫌気がさしていたそんな時、海岸の警備員をしているミッキーという青年と不倫をしてしまう。ジニーはミッキーとの将来に夢を見るようになっていくが、その時、ギャングとの結婚に反対され家を出ていった夫の連れ子キャロライナが帰ってくる。若くて美人のキャロライナにミッキーはここをを奪われていくが、それを知ったジニーは・・・。ジニーの息子リッチーには何にでも火をつけるという悪い癖があり、そんなことでも悩んでいた。キャロライナはギャングとの揉め事を抱えており、命も狙われているという。ややこしいことになってくるのですが・・・。元女優のジニーが貧しいけど平穏な生活の中で、若いミッキーとの将来を夢見る、そしてミッキーは若いキャロライナの方に行ってしまうという現実、その辺をケイト・ウィンスレットが頑張って演じています。タイタニックの時から何年たったのかすっかり年取ったなぁ・・・って感じです。ただ、ラストが全ての話を放ったらかし、え〜、この人はどうなったの?子供はどうなったの?・・・・と気になる気になる・・・(>_<) 全部自分で想像しろってか?そんな事(´Д`)ハァ…
中途半端で気持ち悪い終わり方(´Д`)ハァ…

2018年7月21日(土)   シネ・リーブル梅田
 
    映画『ウィンチェスターハウス』   2018年 オーストラリア・アメリカ合作   99分

サブタイトルに「アメリカで最も呪われた屋敷」という名がついている映画です{{(>_<)}}
ロングロングバケーションで主演を務めたオスカー女優ヘレン・ミレンが主人公のサラ・ウィンチェスターを演じています。これはアメリカ、サンフランシスコ郊外のサンノゼというところに実際にあるウィンチェスター家の屋敷を舞台にした実際に起きたと思われる?お話です。
銃で大成功を収めたウィンチェスター一族の屋敷に一人で住むサラ、夫にも幼い娘にも先立たれ一人で暮らしています。屋敷で起こる不思議な出来事を霊媒師に相談したところ、ウィンチェスター銃で殺された人たちの霊が集まってきているので部屋に閉じ込めなさいと言われて、閉じ込めては新しい部屋を作ると言う作業を24時間、365日、38年間膨大な財産をつぎ込んで増築を続けてきたのです。その結果彼女の屋敷は500の部屋数を数えるようになっていました。そのサラはウィンチェスター社の大株主でもあるのですが、会社は彼女が精神的におかしいので経営責任能力はあるのか検査して欲しいと精神科医エリックに依頼します。エリックは早速屋敷に出向き、サラとそこで一緒に暮らす姪のマリソンとその息子ヘンリーと会いますが、当のサラにはなかなか会えずやっと会えたサラは全身黒ずくめで顔も黒い布で覆われた格好をしています。彼女の精神状態は本当におかしくなっているのか調査を始めるエリック。実はこのエリックには死者が見えるという能力があるのですが、彼自身はそれを信じたくないと思っています。調べていくうちにヘンリーに何者かがとり憑いていることがわかります、更にはエリックにも頭から離れない悲しい過去があることもわかってきて、その思いとサラの思いが交錯して、悪霊たちとの戦いが始まります。果たしてこの屋敷に取り付いている霊は誰なのか・・・・。ウィンチェスター銃が使われてきた世界の戦争の犠牲者たちなのか・・・。なかなか面白い展開になっていきます。エリックには死者が見え、ほかの人には見えないというところを上手く使った手法も面白い。ただ、お化けが出てくるときにものすごいジャン!!という音がするのでびっくりして、キャーと言っている女性もいました。私も思わずワッ!!と言ってしまう感じ。怖いのじゃなくてびっくりって感じかな。急に顔が出てきたりするからね。むかしむかしの映画「エクソシスト」をちょっと思い出しました。夢に出てくる・・・というような怖さはないけど、面白かったかな。不思議な形のこの屋敷は今も現存し、ツアーまであるということですが、不思議な現象はもちろん今も続いていると・・・・。特に夜のツアーが人気があるようです。行かないけどね(´∀`*) 映画はまだまだ終わってないよ〜という霊の声が聞こえてきそうな終わり方が怖〜〜〜い((((;゚Д゚))))

2018年6月30日(土)  大阪ステーションシティシネマ
 
    映画『終わった人』    2018年 日本   125分

舘ひろし、黒木瞳さん主演の映画です。予告編がちょっと面白そうだったので行ってみました。今日始まったばかりだし、レイトショーだったので終わるのが夜の11時、それにしても大きな劇場に10人ほど、少なっ(T_T) この先も大丈夫・・・ちょっと心配(>_<)
舘ひろし演じる主人公壮介は東大卒の一流メガバンクに務めるサラリーマン、しかしその日は定年退職の日。そこから話が始まります。妻の黒木瞳演じる千草は美容師としてずっと働いてきました。一人娘は結婚して娘が一人、千種のいとこが息子のようにふたりを気遣っています。盛岡には壮介のの母と姉が暮らしています。壮介は一流銀行に就職したとは言え途中からは子会社に出向になり、そのまま定年を迎えました。ふるさとからは超エリート街道を歩いてきた手前出向になったとは言えず足が遠のいているというところ・・・。定年後時間を持て余した壮介はカルチャースクールに通ったり、トレーニングジムに通ったり、そこでIT企業の社長をしている鈴木という若者から会社の顧問になって欲しいと頼まれます。彼は若い社員ばかりなので、壮介の経歴が会社の信用につながるからという理由での誘いでしたが、引き受けることにします。そこから壮介の人生設計がガラリと変わることになるのですが・・・。最初はうんうん、わかるわかる・・・・というところもあるのですが、だんだんと方向が変わってくる感じっていうのか(´ε`;)ウーン…。トレーニングジムでわいわいと壮介を応援するおばちゃんの中に内館牧子さんがいて、あら?もしかしてこの脚本は内館さん?と思ったら、やっぱりそうでした。内館さんにしてはちょっとなぁ・・・・と勝手に思っています。長い割にはうーん。多分今置かれているそれぞれの環境によって見方が変わる内容ではないでしょうか。笹野高史さんと舘ひろしさん、ベンガルさんが同級生と言われても(´∀`*)ウフフ  思った程面白くはなかったし、まあまあかな。
2018年6月9日(土)   大阪ステーションシティシネマ
 
  映画『ファントム・スレッド』   2017年アメリカ    130分

映画リンカーンでそのリンカーンを演じた俳優さんダニエルデイ=ルイスは、今作を持って俳優業を引退すると言っているんだそうです、もったいないです。実話ではないけれど、実在した人をモデルに作られた映画だそうです。この作品はアカデミー賞の衣装デザイン賞を受賞しています。
ロンドンで王室や貴族の洋服を作り評価の高い仕立て屋レイノルズはある日ふと立ち寄ったレストランでウェイトレスのアルマを見て一目ぼれしてしまいます。彼女は清楚というのではなくちょっとガサツな感じの女性ですが、自分と正反対の彼女に惹かれたのでしょうか・・・。のちのちこのふたりの違いが際立ってくることになるのですが・・・(;_;) レイノルズは自分の工房で彼女を働かせ始めます。彼女は彼にとって理想の体型だったのです。つまりマネキンのように洋服を着てもらう役目です。毎日規則正しく物静かに暮らしているレイノルズのところに、全く異質なアルマが入ってきて、彼の生活は変わり始めるのですが、その変わることにイライラしながらも彼女に惹かれていくレイノルズ。やがてふたりは結婚しますが、その差が埋まらず彼女もイライラし始めて・・・・。そこから巻き起こるとんでもない事件。レイノルズにはいつもべったりそばにいる姉がいて、マザコンならぬアネコン?状態。それもアルマをイラつかせるのですが・・・。そしてそこからこのふたりの奇妙な関係が続いていくことになります。なんと言えば良いのか切ない・・・でもないし、(´ε`;)ウーン… これもまたよくわからん映画かなぁ。一ミリの狂いも許さない生真面目な仕立て屋というのを見事に演じているデイ=ルイス、やめちゃうなんてもったいないです。長い映画だったけど退屈はしなかったかな、でも内容はまあまあ・・・(^^ゞ

2018年6月3日(日)   大阪ステーションシティシネマ
 
  映画『男と女、モントーク岬で』  2017年ドイツ・フランス・アイルランド合作   106分

ドイツの監督が手がけた大人のラブストーリーだそうです、確かに(^^ゞ 
スウェーデンの名優ステラン・スカルスガルドという方が主人公の小説家を、もうひとりの主人公の女性はドイツの女優さんだそうです。実らなかった恋の思い出を新作の小説としてつづり、その小説のプロモーションのためニューヨークを訪れたマックスは、そこでかつての恋人レベッカと再会する。しかし、レベッカは別れた後に何があったのかを一切語ろうとはしない。やがてマックスがニューヨークを去る日が近づくが、出発の3日前、レベッカからモントーク岬への旅に誘われる。そこは恋人だった2人が訪れた思い出の場所だったのですが……。マックスはドイツで活動している作家で、なぜか妻はニューヨークで暮らしています。レベッカはニューヨークで活躍する弁護士、そのふたりが再開。モントーク岬というのはニューヨークから車で2時間くらい走った大西洋に突き出した半島の先にあります。あの大都会からわずか2時間で全く別世界っていうのにびっくりです。
ただ、ストーリーとしては(´ε`;)ウーン…な感じかなぁ。一つ言えることは男性の方がいつまでも昔の恋を引っ張り、女性は新たな恋への切り換えがはっきりしている。そこの差がおもしろかったかな。
でも、思った程の映画じゃなかった。お金返せとまでは言わないけど、時間を返して〜みたいな映画かな(´∀`*)ウフフ

2018年6月2日(土)   テアトル梅田
 
  映画『海を駆ける』   2018年日本・インドネシア・フランス合作   107分

予告で見て、ディーンフジオカさんが主演との事なので興味本位で見てみました。 舞台は全てインドネシア、スマトラ島のバンダ・アチェというところだそうです。日本の俳優さんとインドネシアの人が出ていたかなぁ・・。言葉は80%インドネシア語であとは日本語と英語かな・・・。日本人の俳優さんインドネシア語頑張ったんだろうなぁ・・・というのが結構伝わってきました。ディーンさんは確かインドネシアにお住まいのはず・・・なのに、インドネシア語をペラペラしゃべるのかと思ったら、全編ほとんどセリフなしです。僅かにインドネシア語と日本語を話しますが・・・・(>_<) ファンタジーな映画ですが、イマイチよくわかりませんでした。そこまでファンタジーというほどのこともないし、現実味もまるでないし、誰が何をしているのかもよくわからんし・・・・。そもそも鶴田真由さん、なんでインドネシアにいるの?ってのもイマイチわからんかったし・・・。意味不明な映画でした。かと言って景色が素晴らしいということもなく・・・(´Д`)ハァ… 朝ドラ以来なのでディーンフジオカさんを見たいと思って行ったのに、その人が一番喋らんし・・・とは言え、セリフのない役は難しいとは思いますが(´;ω;`)
それを差し引いても時間とお金と返して!と久しぶりに思った映画かな(T_T)


2018年6月2日(土)   テアトル梅田
 
  映画『黄金の大地』   2018年 日本   105分   モノクロ映画

林与一さん主演の映画です。監督さんは戸田博さんという無名の方ですが、海外の映画祭に数多く出品されている監督さんです。2013年の「京都・夏」という映画で、2014年モナコ国際映画祭で監督が最優秀監督賞:最優秀脚本賞:インディペンデント・スピリッツ賞、そして与一さんが主演男優賞、共演の若原瞳さんが主演女優賞を受賞されています。今回もまた海外の映画祭に出品されているのだそうです。
映画は自家製のサプリメント(白寿液)を一人で製造している中島義男(林与一)は夜にしか咲かない薬草の花を採 取するため夜ごと山奥に出掛けている。そしてそれを販売してくれている薬局の女主人(若原瞳)には思いを寄せるているが、打ち明ける事も出来ずに いる。中島はある日、薬草採取に出掛けた山奥で金属探知器を駆使しな がら砂金を探す不思議な老人と出会う。その老人も独り身で、探り出した砂金を売ってほそぼそと生活をしていると言う。砂金を探して津々浦々を渡り歩いていると語る。中島はその老人の発する言 葉に共鳴し、互いに人生を語り合う仲になる。長澤佳子(長谷川かずき)は内職によって生活費を賄いながら薬物中毒の夫である公夫(弓澤公望)を支えながら苦悩の日々を送っている。 佳子は公夫に心の回復を図ろうと努力するが、自暴自棄の公夫には伝わらず亀裂が深まっていく。一方中島はひょんな事で知り合った和太鼓集団の若者からチケットを2枚貰い薬局の女性と一緒に行こうと誘うが都合が付かないと断られてしまい、金を探し続けている山田と一緒に出かけることにする。佳子も内職の依頼者からチケットを貰い、夫と一緒に和太鼓のコンサートに出掛けた。そしてそのコンサート会場で4人は遭遇する。 熱気に包まれ和太鼓の迫力ある音が響く中、夫々の思いは交差し、 人生の新たな転換点を迎えることになる。ここに出てくる山田と名乗る老人は全くの素人を戸田監督が起用されたのだそうですが、すごく存在感のある方でした。私は日本昔ばなしの声で有名な常田富士男さんに雰囲気が似てるなぁ・・・と思いました。さらには劇中に出てくる2人のミュージシャンも監督が街角で演奏しているのを見て出演を依頼したのだそうです。数人のプロの俳優さん以外はほとんどが一般人やロケ地の方々にご主演をお願いされているそうです。自然な演技に何より重きを置いていると戸建監督は言われていました。つい演技をしすぎてしまうと言われた与一さん。それはそれでまた難しいことのようです。そして見た人それぞれが考える映画を作りたいというのがバックボーンにあるのだそうです。登場人物に自分を重ねてもよし、いろいろ考える機会にして欲しいと。でも今回のご出演の方々の設定がちょっと突飛すぎて重ね合わせにくかったかも・・・・。かずきちゃんの御夫婦も各ご家庭には一部重なる部分もあるかとも思うけど、薬物中毒はそんなに身近ではないし・・・。でもまあ面白い映画ではあったと思います。ただ、画面に近すぎて首が痛かった(>_<) 次は賞を取られた「京都・夏」を是非拝見したいと思っています(*´∀`*)
2018年5月27日(日)   道頓堀ロックカフェ USAGI
 
    映画『ゲティ家の身代金』   2017年 アメリカ   133分

1973年に起こったアメリカの大富豪ジャン・ポール・ゲティの孫が誘拐された事件を映画化してものです。原題は「All the Money in the World」というくらいなので世界一のお金持ちと言われた大富豪だったようです。73年、石油王として巨大な富を手に入れた実業家ジャン・ポール・ゲティの17歳の孫ポールが、イタリアのローマで誘拐され、母親ゲイルのもとに1700万ドルという巨額の身代金を要求する電話がかかってきます。しかし、希代の富豪であると同時に守銭奴としても知られたゲティは、身代金の支払いを拒否します。「無駄なお金は出さない」と言うゲティ。ゲイルは息子を救うため、世界一の大富豪であるゲティとも対立しながら、誘拐犯と対峙することになりますが、悪い奴の中にも必ず悪になりきれない奴がいたり、ゲイルを助けようと奮闘してくれるゲティの部下がいたりと、救われる部分もありますが、誘拐犯のイタリアマフィアはとんでもなく残酷。残酷なシーンはちょっと見られないってところもありました。エンドロールに実話だけれど少し脚色を入れてあるというテロップが出たけれど、どの部分がフィクションなのか知りたいわ(T_T) それにしても残酷な犯人、とても現実に起こったお話とは思えないです。ゲティ家はその後彼の遺産を相続し、残された古美術品をもとにゲティ美術館を設立し、遺産の大部分を慈善団体に寄付したらしいです。調べてみたらロサンゼルスの彼の大豪邸の横にとてもモダンで立派な美術館がありました。とりあえず現実とは思えない実話の映画、すごかったです。ゲイル役をグレイティストショーマンの妻役を演じたミシェル・ウィリアムズ、ゲイルのアドバイザーとなる元CIAの交渉人フレッチャー役でマーク・ウォールバーグが好演。舞台はイタリアとロンドン、言葉もイタリア語がほとんど、でもアメリカ映画です。

2018年5月26日(土)   TOHOシネマズ梅田
 
  映画『モリのいる場所』   2018年 日本   99分

山崎努さんと樹木希林さんがなんと初共演だという映画です。伝説の画壇の仙人と呼ばれた熊谷守一夫妻を描いた映画です、もちろん実話。私は初めて聞いたお名前なのでちょっと調べてみたら「明るい色彩と単純化されたかたちを持つ作風で知られます。」ということで見てみると、言い方が悪いけど子供が書いたような絵が多かったですが、肖像画とかは流石すごい絵でした(^^ゞ 晩年の30年以上はほとんど家の外へ出ることなく庭の生命を見つめ描き続けたという熊谷守一=モリのエピソードをベースに、晩年のある数日を、ユーモラスに描いてあります。昭和49年の東京・池袋。モリが暮らす家の庭には草木が生い茂り、たくさんの虫や猫が住み着いていて、それら生き物たちはモリの描く絵のモデルであり、じっと庭の生命たちを眺めることが、30年以上にわたるモリの日課でもあるのです。そして妻の秀子との2人で暮らす家には毎日のように来客が訪れる。モリを撮影することに情熱を傾ける若い写真家、モリに看板を描いてもらいたい温泉旅館の主人、隣に暮らす佐伯さん夫婦、近所の人々、さらには得体の知れない男まで。老若男女が集う熊谷家の茶の間はいつもにぎやか。そんな日常を山崎努さんと樹木希林さんが本当にほんわかと、ユーモラスに演じていますが、その演技力が素晴らしいです。文化勲章を授与したいという電話を受けた妻秀子、それをモリにつたえたところ「そんなものいらない」と言うモリ、そうすると「いらないそうです」と答えてガチャリと電話を切る妻秀子、なんとも絶妙なやり取りで思わず笑ってしまいます。このお二人でないとこの雰囲気を演じることはできなかったのではないかしら、本当に長年連れ添った息のあった夫婦を見事に演じてはりました。そして林与一さんの昭和天皇がどう絡むのかと思っていたら、映画が始まってまず昭和天皇のお顔の大アップから始まります、びっくり(°д°) そしてモリの絵の前に立っています。そして一言「この絵を書いたのは小学校の何年生?」と。それだけの場面です。つまりそういう感じの絵を書く人なのだと最初に分かりました・・・・与一さんはそれだけでした(´;ω;`) でもまるで昭和天皇その人のようにとってもよく似ていました、お顔や立ち姿もそのもの、すごい研究されたんでしょうね。

2018年5月23日(水)   シネ・リーブル梅田
 
    映画『ダリダ あまい囁き』   2017年フランス   127分

54歳の若さで亡くなり、2018年に生誕85周年を迎えたフランスを代表する女性歌手ダリダの生涯を描いた実話です。1933年、エジプト・カイロのイタリア移民の家に生まれたダリダはミス・エジプトに輝いたのち、56年にフランスで歌手としてデビュー。それからわずか2カ月でゴールドディスクを受賞し、一躍スターダムに上り詰めます。アラン・ドロンとのデュエット曲「あまい囁き」は日本でも有名になりました。世界的なヒット曲も数多く生み出したダリダは女優としても活躍します。輝かしい成功の一方、私生活では恋愛に翻弄され続け、87年5月に「人生に耐えられない、許して」と書き残し、自ら54年の生涯にピリオドを打ちました。数々の名曲、華やかなファッションとともにこの映画は彼女の人生を描いてあります。主人公ダリダ役をモデル出身で映画初主演のイタリア人女優スベバ・アルビティさんが演じてます。イタリア語、フランス語が入り混じっていました。この映画も女優さんがダリダによく似ているし、周りの人達も本物そっくり、最近見る実話の映画は登場人物全てがご本人にそっくりに作られています。似た人を選んでいるということもあるかもしれないけれど、メイクやヘアーなどの技術が飛躍的に良くなったことがあるのでしょうか。いつもスポットライトの中にいる人生でも、彼女自身はいつも孤独で寂しかったのでしょう、人気を得ても最後まで彼女のそのさみしさを満たしてくれる人も、場所も、何もなかったのがかわいそう。人気者はいつもそんな感じなのでしょうか・・・。

2018年5月21日(月)   テアトル梅田
 
  映画『モリーズ・ゲーム』   2017年アメリカ   140分

2014年に刊行されたブルームの回想録をもとにした実話の映画化です。アメリカのスキー モーグルの選手として五輪出場も有望視されていたモリーは試合中の大怪我でアスリートの道を断念します。ロースクールへ進学することを考えていた彼女は、その前に1年間の休暇をとろうとロサンゼルスにやって来ま。ウェイトレスのバイトで知り合った人々のつながりから、ハリウッドスターや大企業の経営者たちが法外な掛け金でポーカーに興じるアンダーグラウンドなポーカーゲームの運営アシスタントをすることになります。元々頭の良い彼女はその才覚で26歳にして自分のゲームルームを開設することになります。しかし10年後、FBIに逮捕されてしまいます。モリーを担当する弁護士は、打ち合わせを重ねるうちに彼女の意外な素顔を知る。モリーの弁護士役をイドリス・エルバ、父親役をケビン・コスナーがそれぞれ演じているのですが、ケビンコスナーは映画の最後のキャストの名前のところで初めてエッ!出てたの?って感じでわかりました。今までとは全く違った感じでわかりませんでした(T_T) この主人公モリーズもトーニャハーディングと同じように、小さな時から父親がつきっきりで厳しくスキーを教え込みます。父の期待に答えようと頑張る娘、一度大怪我をし脊椎に金属を入れてもまた復活した大会でまた大怪我押してついには引退をすることになって、そのあとの人生が大きく変わっていきますが、この映画の見せ場はポーカーゲーム。ところがポーカーを全く知らない私はそのあたりの駆け引きがチンプンカンプンで、そこのところがわかればもっと面白かったかも。トーニャと全く似たような親子関係から生まれた悲劇?期待しすぎるのもダメ、期待しないのもダメ親子の関係は難しいです゚(゚´Д`゚)゚ 彼女の裁判の判決は1年間の保護観察、200時間の社会奉仕、罰金1000ドルというものでした。この裁判では弁護士がすごく活躍します。その辺も面白いけど難しい。 長くて結構難しい映画でした(T_T)

2018年5月19日(土)   TOHOシネマズなんば
 
    映画『I,TONYA』    2017年アメリカ   120分

この映画は皆さんご存知オリンピックで靴の紐が切れたと訴えてもう一度演技をさせてもらったけど、成績はあまり振るわなかったアメリカのフィギュアスケートのトーニャ・ハーディングの映画です。
彼女の生い立ちから、あのナンシーケリガン襲撃事件、そしてその後を描いたものです。
貧しい母子家庭で厳しく育てられたトーニャは、学校に行くことよりスケートという母親に厳しくされ、ステート漬けの毎日。努力と才能でアメリカで初めてトリプルアクセルを飛べるようになった選手です。そして92年アルベールビル五輪に続き、94年のリレハンメル五輪にも出場することが決まります。 映画では何故事件を起こすことに至ったのかというところを結構細かく描いてあります。友達、夫に恵まれなかったのが彼女の人生を狂わせた一番のところかなぁ・・・と思うと同時に、いつも言われる採点競技の難しさも感じざるを得ないなぁ・・・と。いろいろなことが混ざり合ってのあの事件なのですが、その判決が余りにも可愛そうです。判決を言われたあと裁判官に訴える彼女の言い分、わかる気がします。直接事件に関わったわけでもないし、彼女はむしろ被害者だったのですが、周りに恵まれなかったことが何より彼女の人生を変えてしまったのなら、そこにあえて身を置いていた彼女自身の弱さでもあったのでしょうか。それにしても判決の終身スケートをすることを禁じるというのは私には終身刑と同じと言うセリフ、納得しました。ちょっとかわいそうかも。それと登場人物が皆さん本物そっくりでびっくり。でも俳優さんの素顔は全く違うのでメイクアップアーティストでアカデミーメイクアップ賞をもらったチャーチルと同じようにメイクアップアーティストの力がすごい!!そして主演の女優さん5ヶ月間毎日スケートを練習したのだそうです、これもすごい。ジャンプとスピンは吹き替えらしいけどそれでもスケートうまかったです。面白い映画でした(*´∀`*)

2018年5月13日(日)   TOHOシネマズ梅田
 
    映画『サバービコン 仮面を被るった街』   2017年アメリカ   104分

ジョージ・クルーニーの監督作品に惹かれて見に行きました。主演はマッド・デイモンこの人も好きですが、ちょっと老けましたねぇ(´;ω;`) 1950年代に実際に起きた人種差別暴動をモチーフにした映画です。1950年代にニューヨーク郊外に実際にアメリカンドリームを絵に描いたような町が開発され全米からパラダイスを夢見た人達が集まってきました。そのサバービコンで巻き起こる奇妙な事件をサスペンスタッチに描いたドラマです。脚本をクルーニーとジョエル&イーサン・コーエン兄弟が共同で手がけていますが、コーエン兄弟ってところがちょっと味噌です(>_<) 笑顔があふれる町サバービコンに暮らすガードナー(マッドデイモン)家の生活は、ある時、強盗に入られたことで一変します。ガードナー家は主人であるガードナーとその妻、妻の姉そして幼い息子ニッキーで暮らしています。強盗襲撃で妻が亡くなってしまいます。そこから一家の運命は思いがけない方向へと転じていく。一方、時を同じくして裏に引っ越してきた黒人一家の存在がこの町の運命を大きく変えていきます。実際にあった人種差別のお話ですが、わずか50数年ほど前まではアメリカもこういう状態だったんだなぁ・・・・って思う一方、未だにその差別ってなくなっていないんじゃないかとも思います。差別暴動の方はかなり過激ではありますが、強盗事件の方はちょっとコミカルにも描かれています。ただ強盗事件の方は実話ではありません。面白い作品ではありましたが、ちょっと後味が悪いかな・・・・。ジョージクルーニー作品なので行ったのに・・・・(´ε`;)ウーン…かな。

2018年5月11日(金)   大阪ステーションシティシネマ
 
    映画「アンロック」   2017年 イギリス制作   98分

久しぶりにマイケルダグラスが出ているということで見てきました。 年はとったけど、ダンディーでカッコ良いですねぇ(*´∀`*) イギリス映画だということで舞台はイギリスです。
バイオテロから世界を救うべく奔走するCIA取調官を描いたサスペンスアクション。CIAの尋問のスペシャリストだったアリスは、ある受刑者を尋問しきれずに多数のテロ犠牲者を出してしまったことをきっかけに前線から退き、ケースワーカーとしてロンドンで穏やかな生活を送っていた。そんなある日、バイオテロ計画の情報を握る容疑者が逮捕され、アリスは尋問官としてCIAに呼び戻される。絶妙な尋問で容疑者を完落ちさせるアリスだったが、かつての同僚からの連絡で、CIAを装った偽捜査官たちの罠だったと気づく。CIA内部に裏切り者がいることを知った彼女は、テロを阻止するべく孤独な戦いに身を投じるが……。主人公アリスを騙して命を狙う元海兵隊員役にオーランド・ブルーム、元上司役にマイケル・ダグラス、CIAヨーロッパ部門長役にジョン・マルコビッチ。監督は「007 ワールド・イズ・ノット・イナフ」のマイケル・アプテッドだそうですが、確かに似たような感じかも。CGとかはなくて良いのは良いけど、殺し方が残虐すぎる・・・だからPG12指定でした。主要な人たちすべてが裏切っているのではないかと最後まで全く誰が一番のボスなのか分からず進行するのが面白い。始まってすぐにマイケルダグラスが殺されてしまうのにはビックリ。(;゚Д゚)!この大御所の俳優さんがこんなにチョイ役?と思っていたら、最後の方にに登場、Σ(゚д゚;)ワッ死んではかったんや・・・とびっくり。本当に誰が誰を騙してるんだか、見方は?見方は?誰なのか最後まで分からず、セリフも聞き逃せない映画です。その辺が複雑すぎて難しかったかなぁ・・・。アリス役の女優さんのアクションが凄すぎる。マイケルダクラスも年なのにアクション頑張っています(´▽`) 面白かったです。
2018年4月22日(日)   TOHOシネマズ梅田
 
    映画『修道士は沈黙する』   2016年 イタリア・フランス合作   108分

ドイツ、ハイリゲンダムの空港に、イタリア人修道士ロベルト・サルスが降り立つ。彼は迎えの車に乗り、ある国際的な会合が開かれる会場に向かう 。バルト海に面したリゾート地の高級ホテルで開かれる予定のG8の財務相会議。そこでは世界市場に多大な影響を与える再編成の決定がくだされようとしている。それは貧富の差を残酷なまでに拡大し、特に発展途上国の経済に大きな打撃を与えかねないものだ。 会議の前夜、天才的なエコノミストとして知られる国際通貨基金(IMF)のダニエル・ロシェ専務理事は、8カ国の財務大臣と、なぜかロックスター、絵本作家、修道士の異色な3人のゲストを招待して自身の誕生日を祝う夕食会を催す。会食後、修道士サルスはロシェから告解がしたいと告げら彼の部屋に行き話を聞く。翌朝、ビニール袋をかぶったロシェの死体が発見される。 自殺か、他殺か? 殺人の容疑者として真っ先に浮上したサルスは、カトリック修道士の戒律に従って沈黙を続ける。間近に迫るG8財務相会議のマスコミ向けの記者会見。ロシェの告解の内容をめぐり、権力者たちのパワーゲームに巻き込まれたサルスは自らの思いを語り始める。果たして謎の死の真相は? そしてロシェがサルスに託したものとは・・・・。とまあこんな感じのあらすじなのですが、結局真相はわからずじまいの結末でした。ポイントはめちゃ訳のわからない難しい数式と犬です。でもそれがどういう意味を持つのかも不明。すっきりしない消化不良の結末でした。とりあえず難しい映画で、15人しか見ていない会場で大きないびきがあちこちから聞こえてくるという状態が全てを物語っているかも・・・(T_T) 自殺か殺人か・・・分からずじまい。謎の数式の意味は・・・。好きに想像してってことかなぁ。この修道士は修道士になる前は数学者だったというのが結構ポイントなのですが、だから?という感じ。とりあえず消化不良の映画でした(´;ω;`) でもこの会場となったホテルとバルト海が超美しかったです(*´∀`*)

2018年4月8日(日)   シネ・リーブル梅田
 
    映画『しあわせの絵の具』   2016年 カナダ・アイルランド合作   116分

カナダの女性画家モード・ルイスと彼女の夫の半生を描いた実話です。モードは幼い時から重度のリウマチを患っていて家族の厄介者にされてきました。おばとともに暮らしているモードはそんな生活から逃れたいと思っていた時、街のお店で「家政婦募集」の貼り紙を持ってきた男性エベレットに興味を持ち、そのチラシを持って町外れの彼の家を訪れ雇ってくれるように頼みます。体が不自由なモードを見たエベレットは最初は断りますが、懇願され渋々雇うことにします。狭い家の中でぎこちなく家事をこなすモードと孤児院育ちで教養のないエベレットの奇妙な共同生活が始まります。殺風景な家の中で、モードはペンキで壁に絵をかき始めます。そんな彼女を少しずつ受け入れるようになるエベレット。やがてふたりは結婚します。そんな時漁夫をしているエベレットの客のサンドラが家に訪ねてきます。彼女は壁に書かれたモードの絵を見て興味を持ち、絵を買いたいと言います。高値を吹っかけるエベレットですが、いくらでも出すというサンドラ。サンドラは普段はニューヨークに住んでいて時々この地にやってくるのです。そしてモードの絵をニューヨークで売るといいます。いくらでも書けるだけ書いて欲しいと言われ、ひたすら書き続けるモード。そんな彼女の絵をニクソン副大統領が買いたいといってきます。そこからマスコミが取材に彼女の家に押しかけてきて、生活が一転。絵がかければそれだけで幸せというモード、どんどんからだが動かなくなっても死ぬまで絵を書き続けたモードとそれをそばで支え続けた夫エベレットは質素で慎ましい今までの生活を崩すことなく2人で助け合って生きて行きます。じわじわと感動が伝わって来る、静かで優しい映画でした。不器用で愛想のないエベレットの彼女への愛情がとてもよく描かれていて本当に感動します。エンドロールでは実際の夫婦が暮らした家でのふたりの様子が白黒映像で映し出されますが、映画と全く同じ。慎ましい家とその暮らしぶり。彼女の動きを女優さんはとてもうまく表現していました。この女優さんはアカデミー賞「ジェイプ・オブ・ウォーター」で主演女優賞にノミネートされたサリー・ホーキンスさん、さすがです。すごく良い映画でした。おすすめ、感動゚(゚´Д`゚)゚

2018年3月27日(火)   シネ・リーブル梅田
 
    映画『あなたの旅立ち、綴ります』   2016年 アメリカ   108分

原題は「The Last Word」こちらのほうがこの映画の内容をよく表していると思います。
大女優シャーリー・マクレーンとマンマ・ミーアのアマンダ・セイフライドが共演のハートフルストーリーです。出演している人がとても少ないです。製作総指揮にはこの2人も含まれているそうで、2人共力が入っている作品なのでしょうね。それはとても伝わって来る映画でした。
何不自由のない生活をしているハリエット(マクレーン)、何事も自分の思い通りにならないと気に入らない性格で一人孤独に暮らしている。そんな時、ふと見た新聞に知っている人の訃報記事を見つける。さらにほかのいろいろな人の訃報記事を読んでいく。するとどの人たちも素晴らしい人だと賞賛してある。そこでハリエットは自分の訃報記事も生きているうちにどのように書かれるかを見届けたいと思い、記事を書いた記者を訪ねる。若い駆け出しの記者アン(アマンダ)に自分の訃報記事を書いてくれるように頼む。数日してその記事を見てハリエットは愕然とする。今まで自己中心でわがままに生きてきた彼女の記事は何一つ良い事が書いてないどころかたった1行しか書く事がないと言われてしまう。そこで最高の訃報記事を書いてもらえるようにしようと思う。孤児院に行き援助する子供を決めたり、今まで対立していた人たちと新たな関係を築いたり、何より長く連絡を取っていなかった娘にあったり、別れた旦那にあったり、愛され、尊敬される人物になるよう奮闘する。それに渋々付き合わされていたアンも、ハリエットと一緒に行動するうちに彼女の生き方から学ぶところもあることに気づく。将来を決められないでいる彼女を励ますハリエットのセリフにはうんうんと納得することも多くて、なかなか奥深いものを感じさせてくれる映画でした。シャーリーマクレーンの演技力が光ります。それにしてもアメリカの女優さんって年取ってもシワを隠すこともしないところに好感が持てる、それも生きてきた証だもんね。最後はうるうる、心温まるほっこりする映画でした、良かった(*´∀`*)

2018年3月21日(水)   シネ・リーブル梅田
 
    AKIRA FUSE LIVE 2017-2018 Route 70 ー来し方 行く末 ー

今年のコンサートは会場は例年のフェスティバルホールと違ってNHKホールになりました。
Route70と言うのはアメリカにある国道なんだけど、そういうことじゃなくて布施さんが70才になったからだそうです(*´∀`*) 言われてみればそうなんだけど若いです(*´∀`*) 珍しく地味目のグレーのスーツにブルーネクタイ、赤いポケットチーフでおしゃれです。最初はタップダンスをするところから始まりました。びっくりタップをするなんてしんどいのに・・・と思ったけど、ほんのチョコっとだけ(´▽`) でもかなり練習されたのでしょうね。 何曲か歌って、すぐに普通の靴に履き替えてはりました。来し方ということで今年は例年になく有名なヒット曲が多かったかなぁ・・・。超久しぶりにデビュー曲の〜君に涙とほほえみを〜を歌われましたが、その前にこの曲を歌うことになったきっかけの話なんかを少し。♪君は薔薇より美しい♪霧の摩周湖♪愛は不死鳥♪シクラメンのかほり♪積木の部屋←この曲大好きです、しかも超久しぶり(*´∀`*)♪カルチェラタンの雪♪恋♪少年よ♪一万回のありがとう♪夢でもいいから
途中で黒タキシードに着替えられました。その辺で杖と帽子と革の旅行かばんを持ってきて、布施さんお得意の小芝居。「独白」と言うてはったけど・・・お客さんには評判良くないけど自分が好きだからやると(*´∀`*) 私は好きですよ(*^^)v 布施さんにしかできない舞台だと思います。オンリーワンです。さらにラストは薄紫のジャケットに着替えて古希のはなしをしばらくされました。還暦は赤い色、古希は紫なんだそうです。五木さんに聞いたということで薄紫のジャケットなんだそうです。初めてこんな色を着たと言われていましたが良くお似合いでした。ラストは歌劇トゥーランドットから♪誰も寝てはならぬ、圧巻の声量、お見事です。そしてラストは毎回これ♪マイウェイ。舟木さんがご本家以外歌って欲しくない2歌に入っていたマイウェイ、私も全く同感なのですが、布施さんが歌うマイウェイだけは例外にさせてください。たっぷり2時間のコンサート、本当に素晴らしかったです。途中はほとんど聞いたことがない曲ばかり。イタリア語の曲、英語の曲など日本語のは少ないくらい。カンツォーネが多くて、今年はジャズ系が少なかったかな。途中ハーモニカをちょっと吹かれたり・・・ってところもありました。
布施さんのバンドメンバーは6人、でも結構迫力の演奏でした。ただ、ご結婚されてから私生活のお話が減ったのがちょっと寂しい(>ω<)  舟木さんとともに最後まで拝見したい歌い手さんです。
2018年3月18日(日)   大阪NHKホール
 
    映画『グレイテスト・ショーマン』   2017年 アメリカ   105分

レミゼのヒュージャックマン主演の実話に基づいたミュージカル映画です。アメリカでも「地上で最も偉大なショーマン」と言われたP・Tバーナムという人の成功を収めるまでを描いてあります。
貧しい洋服の仕立て屋の息子だったバーナムは、ある日父の仕事で一緒に行った富豪の家の一人娘チャリティーと仲良くなります。気のあったふたりはその後も文通を重ねやがて彼女の父の大反対を押し切り結婚します。その後結婚生活は慎ましくでも幸せに暮らしているのですが、ある日突然勤めていた会社が倒産し職を失います。そこで家族の幸せのために以前から思い描いていたショーを始めようと思いつきます。多額の借金をして古びた博物館を買取り、動物の剥製を見せることを始めるのですが、なかなか人が入らない。そんな時娘に「生きているものを見せなきゃ」って言われます。考えたバーナムは街の中でいろんな特別な個性を持ちながらも日陰で生きている人たちを集めて誰も見たことがないショーを始めようと考えます。そしてそのショーがあたり大成功しますが、社会からはそんな彼のやり方を避難され妨害されていきます。そんな時ヨーロッパでオペラやクラシックコンサートのプロデュースをしているカーライル(ザック・エフロン)と知り合い、彼の力で自分たちのショーをもっと格調高いものにしたいと話を持ちかけます。そしてカーライルの計らいでついにイギリスの女王ビクトリアに会うことを許され、さらにそこでヨーロッパ一の歌姫と言われているジェニー・リンドを紹介されます。その彼女のコンサートをアメリカでもやりたいとジェニーを説得し、アメリカでの興行を大成功させますが、その後またひと波乱。いくつもの波乱を乗り越えついには最も偉大なショーマンと呼ばれるに至るその過程がとても面白く、またリズミカルに描かれていて、ついつい引き込まれてしまいました。 最初は普通のスクリーンで見て、帰ってきて調べてみたら、もっとダイナミックな大きなスクリーンと臨場感あふれる音の劇場があると知って、早速次の日にそこで見てみました。ど真ん中の席を取ったので、音がハンパなかったです。劇場のシーンなんかは拍手の音が360度から聞こえてきて自分がその中に座っているかのような感じ。人々が行き交う音もあらゆる方向から聞こえ、移動していくのがよくわかって素晴らしい。同じ見るならこっちの劇場の方が臨場感あふれていて良いと思います。もう一回見ても良いなぁ・・・と思える作品でした。ヒュージャックマン歌がうまいヽ(´▽`)/ 映画の中で演じられるサーカスなどのシーンもすごいです。どこからスタントでどこからが役者さんがやっているのかわからないし、動物たち、中でも象さん、全部本物なのかなぁ・・・。サーカスとスタントの人たちの名前がいっぱい出ていたので、全てがCGではないような気がします。なんといっても踊りと歌が素晴らしいです。酒場のシーンは何度見てもすごく面白い、最高でしたヽ(*´∀`)ノ
3回目⇒何回見ても酒場のシーンは楽しいしすごいって感心してしまいます。
そして見るたび新しい発見が・・・この映画思いっきりはまりました(^^ゞ 生のミュージカルは料金が高いけどこのクオリティーなのに映画だと安い、そう考えるともう1回見てもいいかなぁ(´▽`)

2018年3月27日(火)   大阪ステーションシティシネマ 応援上映
2018年3月3日(土)    大阪ステーションシティシネマ
2018年2月17日(日)   TOHOシネマズ梅田 ドルビーアトモスシアター
2018年2月16日(土)   大阪ステーションシティシネマ
 
    映画『ヴィジット』   2015年 アメリカ    94分

テレビはオリンピックばかりだと思って録りだめてある映画の一つです。
「シックスセンス」のM・ナイト・シャマラン監督が手がけたスリラー映画です。シックスセンスは凄く面白かったので、この作品もやっぱりラストに注目かなぁ・・・と思って見始めました。
母子家庭で暮らしている姉と弟、母が新しい恋人と旅行に出かけている間田舎にある祖父母の家で過ごすことになりました。ふたりの母は両親とは結婚が元で喧嘩をして、飛び出してきたまま随分長く会っていません。姉弟も祖父母に合うのは初めてです。姉のベッカはビデオカメラで家族のありのままを描く自主映画を撮影中。2人だけで電車で祖父母宅に向かい、駅には祖父母が迎えに来ます。家に着くと直ぐに奇妙な3つの約束を言われます。「楽しい時間を過ごす」「好きなものは遠慮なく食べる」「夜9時半以降は部屋から出てはいけない」さらには地下室はかび臭いから入るなとも言われる。これ、きっと何かあるぞと見ているものは思いますよねぇ(´;ω;`)シックスセンスの監督だからきっとラストに衝撃があるはず(^^ゞ 1週間の4人の暮らしが始まりますが、直ぐに2人は祖父母の様子がおかしいことに気づきます。毎夜聞こえる奇妙な音。2人は恐る恐るドアを開けてみると・・・Σ(゚д゚;)えらい事です。 近寄ってはいけないと言われた納屋にも何かあるはず・・・・(>_<) 暮らすうちにこの祖父母の行動がどんどんおかしな方向に向かっていきます。ここに来て5日目、母とスカイプで喋っていたふたりは「おじいちゃんとおばあちゃんが変だから迎えに来て」と母にSOS、でも母親は取り合いませんが、いま祖父母は外にいるよと見せたその映像を見た母親は驚愕(´;ω;`)ウッ… それは彼女の両親ではなかったのです。Σ(゚д゚;)わぁ〜〜〜ほら来た!!だから「ママがなぜおばあちゃんと喧嘩したのか教えて」と聞いても何も言わないはずです。母親はおばあちゃんは優しい人だと言っていたのにおかしい。 ここから祖父母は本性を現し、ふたりは必死の格闘を始めます。秘密の地下室にはとんでもない秘密があり、庭の井戸にも秘密がありました。でもまあ、アメリカ映画なので最後は言わずもがなですが・・・。それにしてもこの映画かなり怖かったし面白かった〜〜。お婆ちゃん役の女優さん熱演でした。   2018年2月8日(木)   WOWOW
 
    映画 『ロング、ロングバケーション』   2017年イタリア   112分

アメリカ映画だと思っていたらイタリア映画ってビックリでした。イタリアの名監督パオロ・ヴィルズィが名優ヘレン・ミレンとドナルド・サザーランドが引き受けてくれるならという条件でわざわざアメリカに行ってまで撮った映画だそうです。
ヘミングウェイをこよなく愛する元教師ジョンはアルツハイマー病で記憶があったりなかったり、でも確実に進行しています。その妻エラは全身をガンに犯されて余命も少ない。2人は残りの時間をふたりっきりでジョンが行ってみたいといっていたフロリダキーウェストにあるヘミングウェイの家へ行くこと、そしてそこまでの旅を最後の思い出にしようと思ったのです。若い頃に乗っていた思い出がいっぱい詰まったキャンピングカーでルート1号線を南へ南へとドライブ旅が始まります。思い出の8ミリを見て昔話を楽しんだりしていると、ジョンの記憶は昔に戻ったり、エラのことをすっかり忘れていたりと安定しません。ふとした話からジョンのとんでもない過去が明らかになり、ショックを受けるエラ。(´ε`;)ウーン…今更そんなこと・・・(>_<) 娘や息子にも居所を伝えず、ひたすら南へ走り二人だけの旅は続きます。ほぼ二人芝居といってもいい映画かもしれません。息子と娘の両親に対する感情の違いも、そうかもなぁ・・・って思ったり。見る人の年齢によって感じ方にかなりの開きがあるのではないかと思います。私の歳ではかなり身につまされると同時に、こんなパートナーに巡り会えたことは幸せではないかと羨ましかったり・・・。暗い映画にしたくなかったというヴィルズィ監督、切ないラストではあるけれど、その終わり方なの?゚(゚´Д`゚)゚ どこの国も年を取ることにまつわる状況は同じなんだなぁ・・・と゚(゚´Д`゚)゚ 私も一度は行ってみたいフロリダキーウェスト、景色が素晴らしい!!感動の内容というほどではないけれどまあまあかな(^^ゞ

2018年2月8日(木)   大阪ステーションシティシネマ
 
    映画『ルイの9番目の人生』    2016年 カナダ・イギリス合作   108分 

こちらも実話に基づいたお話です。舞台はアメリカみたいだけどなぜかカナダ・イギリスの合作映画。まだ9歳のルイは生まれる時も母子ともに生きるか死ぬかという状態で生まれ、それ以来9年間なんども命の危機にさらされることになりました。シングルマザーの母と二人暮らし。9歳の誕生日に崖から落ちて本当に生死の境をさまようことになります。ルイの担当医パスカルはルイを救おうと一生懸命になりますが、そのうち不可解なことに遭遇し始めます。そののち別れたルイの父親も同じ断崖の近くで死体となって発見されたことから話は思わぬ方向に進んでいきます。パスカル医師を演じたジェイミー・ドーナンという俳優さん、超カッコ良いです(^^ゞ ルイを演じた子役さんはオーディションで選ばれたそうです。難しい役を演じています。このお話は、途中から私はちょっと前にテレビでやっていたドキュメンタリー番組を思い出していました。それと同じようなことなのでは?って。つまり母親の病気が原因ということになるのですが、その過程は結構ややこしく上手く作ってありました。タイトルの付け方がちょっと・・・・って思いますが。「ミュンヒハウゼン症候群」という病気がポイントです。この病気がどういう病気かがわかればストーリーがもう全部わかってしまうって感じでしょうか。私は途中からわかってしまってちょっと残念ですが、でもまあサスペンスな感じが面白かったです。

2018年1月21日(日)   大阪ステーションシネマ
 
    映画『嘘を愛する女』    2018年 日本   118分

テレビでも告知をしていたので興味があったし、前回映画を見た時の予告編もちょっと興味をそそられたので見に行ってみました。
長澤まさみさん演じるキャリアウーマンの女性川原由加利が駅で体調が悪くなっているところに声をかけてきて助けてくれたのが高橋一生さん演じる小出桔平。駅から出て会社まで歩いていくという由加利にヒールでは歩きにくいでしょうと言って自分の履いているスニーカーを渡し、自分は裸足で帰っていくという強烈な印象を残して去って行きます。その後偶然街で見かけて思わず後を追いかけ、何度か会ううちについには自分のところに来ませんかと誘う由加利。研究医をしていて収入が少ないという彼、家事をしてくれたら私が働くと言う生活が5年続いた頃、ある日桔平がくも膜下出血で倒れたと警察から連絡が来ます。そしてそこで桔平の名前も経歴も全くの嘘であることが判明します。桔平は誰なのか・・・。それを求めて調べ始めた彼女の前に有る店で働く心葉という女性が現れ、彼のことが少し分かり始めるのですが、自分では限界があると思い探偵に調査を依頼します。そんなことに気を取られている間に仕事では重要なことをほかの人に奪われてしまい、由加利は自分でも調査をしようと思います。探偵にベテランの吉田鋼太郎さん、その助手にDAIGOさん、このDAIGOさんがロン毛のカツラをつけてメガネをかけたパソコオタクの感じがすごく面白いし、結構美味しい役どころで思ったより上手く演じていました。綺麗な瀬戸内海の景色とたくさんの灯台が出てくるのが私には見所でした。実話が元になったお話だそうです。辛いお話ですが面白かったです。

2018年1月21日(日)  TOHOシネマズ梅田
 
    映画『5パーセントの奇跡〜嘘から始まる素敵な人生〜』  2017年ドイツ  111分

学業優秀な高校生のサリーは目が見えにくくなり検査を受けると先天性の網膜剥離で普通の人の5%しか見えない病気だと言われる。でも彼には幼い頃からの夢があった。5ツ星ホテルで働くという夢です。大学に行かずホテルで働くという夢を叶えるというサリーに家族も協力をします。視力のことを言えばどこのホテルも不採用になり、意を決してミュンヘンにある老舗の5ツ星ホテルに目のこと隠して応募し、見事研修生になることができます。見えにくいことを気づかれずに研修をスタートさせるためサリーは努力をします。初日に遅れてきた同じ研修生のマックスを助けたことからマックスはサリーを全面でサポートし研修スタート。しかしながら見えないというハンデは大きくてうまくいかないことも多い中マックスはいつも彼の窮地を救います。そんな時サリーはいつも野菜を納品に来る女性に声だけで惹かれてしまいます。数ヶ月が過ぎ、研修の最終段階。彼は大きな失敗をしてしまいますが、周りの励ましで卒業検定だけは受けたいと申し出、そして試験を無事に合格するのです。ホテルは彼の才能を評価し働かないかと言いますが、彼はやっぱりハンデを受け入れそれを断ります。その後いろいろな困難を乗り越え声の素敵な彼女と結ばれ、大親友となったマックスと2人で新しいことを始めます。夢を叶えるための困難からハンデと向き合い受け入れる事を学んだサリーは本当の幸せにたどり着きます。実話をもとにした映画です。最後にはモデルとなった人とサリーを演じた人のツーショット写真が映し出されます。嘘八百も本当の意味で自分らしく生きることが大事というところにたどり着きます。たまたま見た嘘が根底に有る2本の映画のラストは同じでした(*´∀`*)

2018年1月15日(月)   大阪ステーションシネマ
 
    映画『嘘八百』   2018年 日本   105分

中井貴一さんと佐々木蔵之介さんのダブル主演の映画です。大阪の堺を舞台にした騙し騙されのおはなし。大物を狙っているもののイマイチうまくいかない骨董商の小池(中井貴一)は何か掘り出し物はないかと利休を生んだ街堺をうろうろしていて、ラジオから聴こえてくる占いで西の方が良いと言うのを信じて大阪堺にやって来る。大邸宅の前で車を止める。そこへこの家の主らしき人物野田(佐々木蔵之介)が帰ってくる。野田は蔵を見せてくれるという。そこで見つけた利休が死ぬ間際にある人に送った送り状と茶碗を発見する。実はこの野田という男はこの家の主ではなく留守番を頼まれた陶芸家。一時は有名であったらしいが贋作を作り今では落ちぶれてしまっている。というところから騙し騙されの物語が始まる。この映画で、まずポイントのラジオ放送の声、浜村淳さん、これって大阪以外の人はわかるの?(´∇`) さらに怪しい著名な骨董鑑定士が近藤正臣、その腰ぎんちゃくに芦屋小雁さん、野田の奥さんは友近さん。さらには近藤正臣ふんする著名な鑑定士に一泡食わせようとタックルを組む怪しい仲間に、坂田利夫さん、木下ほうかさん、利休記念館の学芸員に塚っちゃん、文化庁の役人に桂雀々さんなどなど大阪の人ばかりです。なので大阪弁が気持ち悪くなくて気持ちよく映画が見れました(´▽`*)アハハ でもテレビの取材で中井貴一さんは大阪で見てもらわないとほかのところではどうかなぁ・・・と言われていたのが印象的。確かに大阪以外ではどうなんでしょうって感じのキャスティングです。そして難しい骨董の世界を皮肉ってるようにも思えて面白かった〜ヽ(*´∀`)ノ

2018年1月15日(月)  TOHOシネマズ梅田